オッタニ・サイエンスキッズセミナー 茶摘みと製茶(6月5日)
表紙は、できあがったお茶です。
二週間ほど早くできたら新茶らしいものができたのですが、柔らかいふた葉摘みでもこんな感じで立派な茶葉が目立つ仕上がりになりました。
茶摘みは地域の人も遠くから来ていただいた人もいっしょにおしゃべりしながらの楽しいひと時になりました。「つどい場で地域の人たちが飲むお茶を、来年は楽しく摘んで煎って揉んで製茶できるといいですね」「良い茶葉がでるようにこの秋は剪定せんと」といった話もしながら。
一時間余りで茶摘みを終え、途中作畑の大歳神社で焚き木を拾って、作畑・体験交流館に。すると、神河国際アカデミーの実習生らがたくさんで出迎えてくださいました。
拾った焚き木に火をつけたらすぐさま実習生のひとりが大張り切り。地元の足立知穂さん(草木染)が煎り方の見本を見せると、あとは実習生の皆さんが煎ってくれ、それを建物内部の板間に運んでもみ作業。二回通り“煎ってもんで”を繰り返し、その後二回煎って冷まして。それでできたのが箕に入ったものです。製茶の途中で小休止して、”新茶”と”新茶+古茶”をそれぞれやかんで沸かして試飲、「後者の方が味があるなぁ」「新茶は香りがあるけど味に深みがない」というような話をしながら歓談。短い時間でしたが国際交流もたくさんできました。
これを足立さんのお宅で日陰乾燥してもらいお茶になったものを、次回は草木染に使いたいと考えています。開催は7月30日午後の予定。夜はライトトラップも計画中です。
催しの様子はこちらをご覧ください。
https://youtu.be/wb4vOkoeRLU