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Trading View無料インジケーターを使う確実に稼げるスキャルピング手法
はじめに
「The Moving Average」というYouTubeチャンネルを運営する Arty の手法。
英語が聞き取れる人は本人の解説動画を直接見るのが早かろう。
3人のトレーダー仲間と有料のDiscordも運営しているようだが、これの詳細を私は知る由もない。メンバーの交流と情報交換はとても盛んなようで、メンバーのひとりがArtyの手法を実装したTrading View用インジケーターを製作し、Discord会員のみならず広く一般に公開した。なお、インジケーターの製作者は最近死去したとのことで、いわば遺作となったわけだ。
いくつかバージョンがある。ここで使用するのは最新バージョン。ちなみに、初期バージョンのなかには、買いサインを🍆で、売りサインを🍑で表示するものがあった。Artyはゲイなのでその方面の下ネタだったのであろう。残念ながら最新版には搭載されていない。
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インジケーターと設定
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近未来的な見た目だが構成要素はクラシカルだ。エントリーシグナルにいたっては、江戸期の米相場発祥。つまりローソク足のプライスアクションである。
Trading Viewに導入したら以下の部分の設定を変更する。
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大きい三角形(🍆と🍑でなくて残念)は「3 Line Strike」を示す。
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小さ目の三角形は「Engulfing Candle」を示す。
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レビヤタンシステムで「The Big Shadow」と名付けたパターン。Artyは「Big Ass Candle」と呼ぶ。ゲイだからお尻が好きなのだろう。
移動平均線と帯(雲)の色は、モメンタム(勢い)を表す。たとえば、移動平均線と帯(雲)が下降中であっても、色が赤から緑に変わったら、下落の勢いが減じたと判断する。あるいは、上昇中は緑が続く間は強気で保有するなどの判断を助ける。
サブ窓のインジケーターはRSI。ダイバージェンス表示機能付き。
次にアラートの設定方法を説明する。
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上図のようなアラート作成のダイアログボックスが現れる。買いのシグナル2種、売りのシグナル2種、合計4つすべての通知がほしい場合は、これを4回繰り返す。たとえば、今日は明確にダウントレンドだと判断がつくときは、売りシグナルだけを通知する設定にすればよい。通知方法は「通知」タブで選択する。
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トレード手法
概要
推奨通貨ペア AUDUSD、GBPUSD
推奨時間軸 15分、5分(1分足については応用編で)
推奨時間帯 ロンドンセッション(特に前半)
推奨ロット数 1トレードにつき口座資金の1%の損失内に収める
1時間足で方向性を把握。節目となるサポレジやピボットなどを確認する。
レンジではトレードをしない。
トレンド発生中のプルバック(押しと戻り)を狙う。
SL 10 pips、TP 20 pips の損益比1:2を基本とする。
ロングエントリー
① SMMA 200でトレンドを判定。価格がSMMA 200の上を推移しているときは、買いシグナルにだけ注意を払う。売りシグナルはすべて無視する。
② 三角の買いシグナル点灯を待つ。大小の三角が同時に点灯すれば強い根拠と考える。
③ RSIが白いラインの上にあることを確認して、エントリー。下にある場合は上方向にクロスするのを待つ。クロスしたらエントリー。
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ショートエントリー
① SMMA 200でトレンドを判定。価格がSMMA 200の下を推移しているときは、売りシグナルにだけ注意を払う。買いシグナルはすべて無視する。
② 三角の売りシグナル点灯を待つ。大小の三角が同時に点灯すれば強い根拠と考える。
③ RSIが白いラインの下にあることを確認して、エントリー。上にある場合は下方向にクロスするのを待つ。クロスしたらエントリー。
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逆張りエントリー
① 価格が移動平均線の帯(雲)から乖離している。
② RSIのダイバージェンスが発生。
③ SMMA 200までを狙って逆張りでスキャル。
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応用編1分足スキャルピング
① RSIは使わない。帯(雲)の色でエントリーをフィルターする。
帯(雲)が緑のときだけロング、赤のときだけショート。
② それ以外は上述のロングとショートのエントリーに準じる。
③ SLを5 pips、TPも同じく5 pipsする。損益比1:1。
おわりに
私はTrading ViewやMT4、MT5でチャート分析などをして、実際の取引は国内の証券会社で行う。FXの場合は、JFX。JFXのクイック注文はスグレモノで、MT4のようにパネルのボタン1発で買いや売りを発注できるのはもちろんのこと、自分で指定したSLとTPを同時に発注してしまうことが可能。スキャルピングに特化していると言っていいJFXならではの機能であろう。
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さらに、クイック注文画面を独立させて、MT4やTrading Viewの上に配置して使うといったこともできる。
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おことわり
言うまでもないが、投資・トレードは自己責任で。
この手法で大損をしたとか、全く稼げないなどのクレームは
私にではなくArtyさんに言っていただきたい。これは私が考案し
実践している手法ではなく、Artyさんの手法なのだから。
当然その際クレームは英語で。
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