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レビヤタンシステム 秘訣11 Fractal 1-2-3
今回は初心者向けの記事である。
レビヤタンシステムをすでに使いこなしている人もいる。独自の工夫を加えて自分なりの手法を確立している人もいる。その一方で、新たなフォロワーがnoteにもTwitterにも増えている。これから時間をかけてnoteを読み、検証やデモトレードを重ねて使いこなせるようになっていただきたい。
とは言うものの、複数多岐にわたるnote記事を会得するまで何度も読み返すには、それなりの月日を要するであろう。そこで、いますぐにでも使えるエントリーパターンをひとつ伝授しておく。名付けて「Fractal 1-2-3」。レビヤタンシステムの「入門エントリー」という位置づけだ。
値動きの最小単位は、上昇相場においては、安値-高値-安値
下降相場においては、高値-安値-高値で構成されている。
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エリオット波動もダウ理論も要するにこの「Fractal 1-2-3」を最小構成要素のブロックと見立てて組み立てたものに過ぎない。
詳説は以下の記事に譲る。
ロングエントリー手順
チャート上でFractal 1-2-3パターンを見つける。
Fractal 3はこの段階ではまだ点灯していないことが多い。Fractal 2をブレイクしたら、次の条件をすべて満たす時のみエントリー。
● Fractal 2のブレイクがワニのレッドラインの上で起こる
● ワニがエントリー方向に口を開けている
● AOのヒストグラムがグリーンSLは、Fractal 3またはFractal 1の少し下に置く。
TPは、Fractal 1-2-3にフィボナッチエクスパンションを当てて、1.618、2.618などで利確する。
利確目標値に到達することなくローソク足がワニのグリーンラインの下で確定したらエグジット。
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ショートエントリー手順
チャート上でFractal 1-2-3パターンを見つける。
Fractal 3はこの段階ではまだ点灯していないことが多い。Fractal 2をブレイクしたら、次の条件をすべて満たす時のみエントリー。
● Fractal 2のブレイクがワニのレッドラインの下で起こる
● ワニがエントリー方向に口を開けている
● AOのヒストグラムがレッドSLは、Fractal 3またはFractal 1の少し上に置く。
TPは、Fractal 1-2-3にフィボナッチエクスパンションを当てて、1.618、2.618などで利確する。
利確目標値に到達することなくローソク足がワニのグリーンラインの上で確定したらエグジット。
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補足
TPに関しては、Fractal 3から少し離した位置にSLを置いて、損益比1:1でエグジットするのでもよい。
noteを読み進んでピボットが使えるようになれば、ピボットで利確する。
通貨ペア、時間軸を問わない。FXに限らず仮想通貨、株、先物でも有効。
トレードする時間帯は、各国市場のオープン直後など値動きが活発であれば、当然高い勝率が期待できる。
上位足でFractal 1-2-3を見つけて、下位足でエントリーというのも検証してみるといいだろう。
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ワニが口を開け続ける限り、つまりトレンドが継続するあいだは、Fractal 1-2-3が形成されるたびに、増し玉(追加エントリー)してもよい。
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note記事を読み進むにつれ、Fractal 1-2-3パターンにストキャスの判定やPurple Lineのフィルターなどを加えると、勝率はさらに高くなるだろう。
Fractal 2がワニの口から離れている。Fractal 3がワニのいずれかの線にタッチしている。この2つの条件を満たすFractal 1-2-3パターンは勝率が高い。
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