いまのわたしから友人たちへ

１．発症前＝むかし　発症後＝いま

わたしが話す「むかし」とは、発症前つまり2020年8月までのことだ。
むかしは月に1度ないし2度は東京都内もしくは近県に遊びに行っていて、友人と楽しく過ごしたり、ひとりでスポーツ観戦をしたり、学生時代から運営しているイベントを行ったりしていた。

そんなむかしのわたしを取り戻そうと決意した2023年3月から、むかしを超えるくらい充実した休日を過ごせている。

茨城県在住のわたしにとって、ほとんどの友人が関東圏にいるということはとても恵まれている。
都内にいけば大半の友人と会うこともできるし、計画をして遊ぶこともできればなんとなくその場の気分で遊ぶこともできる。

２．友人たちへ

いまのわたしに遊ぼうと声をかけてくれるのは、ほとんどがむかしの私を知っている友人たちで、超健康体だったわたしにも闘病しているわたしにも何ひとつ変わらずに接してくれている友人たち。
いつ・だれと・どこで・なにをしても楽しめるわたしに、多少心配をしてもむかしと変わらない付き合い方をしてくれている友人たちには本当に感謝している。

脳疾患というハンディキャップを持っている上に、アレルギー体質で食べるものに制限のあるわたしに、いかにも気を遣っていないように気を遣ってくれる。
ときたまなんでもないところでよろけたり、常に疲れやすく筋肉痛や関節痛の起きるわたしを、「だいじょうぶ？」「無理しないで」「すこし休もっか」と声をかけてくれる。

純粋に楽しむことがむずかしくなったわたしに、ここまで楽しめるように、ちいさな配慮を積み重ねてくれる友人たち。
いつもありがとう。

この記事を見たわたしの愛すべき友人たちが、大きな大きなしあわせに包まれますように。