朝と夜のご飯をチェンジした理由
こんにちは。
食育のeriです。
タイトルの通り、
朝と夜のご飯をチェンジした理由の話です。
なんでこんなことしているのか・・・
理由を知りたい方は
最後まで記事を読んでいただけると嬉しいです!
始まりは私が子ども時代の話から。
私は幼少期から、朝ごはんはパン1枚かご飯1杯でした。
もちろんおかずはなく、好きな味を足して食べる。終わり。
他は牛乳。牛乳は時々飲む程度。
しかし、年に数回朝ごはんが豪華な日はある。
それは年末年始、運動会の朝だけ。
特に運動会の朝なんて最悪。
揚げ物の匂いと緊張で、吐き気がしてほとんど食べられませんでした。
夜ごはんはというと、
ご飯・お味噌・肉や魚のおかず・副菜・漬物など。
そう、夜はガッツリです。
田舎の農家に生まれたので、
夏場は特に忙しく、家族みんな朝早くに仕事に行ってしまいます。
3年生になった頃には朝ごはんは自分で用意して、
1人でご飯を食べていました。
そんな日常が、私にとっての当たり前でした。
その当たり前は大人になってからも同じで、
朝ごはんは適当に済ませ、昼はカップラーメンかおにぎり。
夜はもちろんガッツリとしたご飯。
満腹になり寝る。
その繰り返しが当たり前でした。
ですが、結婚して義理の実家に初めて泊めさせてもらった時。
衝撃でした。
朝からご飯・お味噌汁・魚のおかず・肉のおかず・野菜のおかず・・・・・・・
何かのお祝いかのようなご飯。
そして今、朝だよね?と。
『今日は私がいるから張り切って作ってくれたのかな・・・』
と思っていたら、そんなこともなく
連日たくさんのおかずを並べてある食卓を目の当たりにして、
唖然としました。
夫の家では朝から鍋を食べたりしていたそうです。
(すごい!)
どうやら、夫の中の当たり前は、一汁三菜、
まるで夕飯のような朝ごはんが当たり前の世界でした。
夫のお母さんは食材や調味料も無添加のものを選んでいたり、
質の良いものをこどもたちに食べさせていたようです。
私はそもそも、添加物なんて気にして食べたこともない人生で、
夫と一緒に暮らすようになっても
もちろん変わらず。
(ごめんなさい)
そこで、私の中のあたり前は、みんなのあたり前ではない。
わかっていたように思っていたけど、私の中での何かが変わった瞬間でした。
そして数年経ち、2人の子どもに恵まれた
数ヶ月後に、コロナ禍になりました。
感染症に敏感になり、
外出も控えるようになり、
子どものすぐそばまで来ている感染症の流行に、
この上ない不安を抱えていました。
子どもの健康をどうやって守れば良いのかと思っていた頃、
図書館で手に取ったのが、
『子どもにいいこと大全』 / 主婦の友社
この本を読んだ時、私の中でスイッチを押されたような気がしました。
私が知りたかったこと、やりたいこと、全て載っている本でした。
2週間の返却期間はすぎ、返却した後も読みたくなり、本屋さんで購入。
何度も読み返しました。
そこで私が一番衝撃だったのは、
朝ごはんは王様のように、モリモリ食べる
という内容。
『あ!これ義母のやってることと似てる・・・』
私は義実家でのことを思い出す。
よく考えてみると、
確かに夫の家族は心もみんな穏やかで、みんな健康。
何か確信を得たような感覚。
実際やっている家庭がうまくいってるなら、
これはきっと間違いないだろうと。
その時がちょうど2021年の7月。
私はある日突然、家族に宣言。
朝ごはんと夜ごはんのメニューをチェンジ作戦を決行したのでした。
あれから3年以上経ち、今なお継続中。
やってみて感じているのは、
良いことしかない。
それだけなんです。