母親から電話。iPhone15を買うらしい。俺の母ちゃんのスキルがiPhone15に追いつくとは到底思えなくて、前のバージョンでもいいのではないか?と聞く。愛犬の写真を高画質で撮りたいというので、今のiPhoneでも充分高画質では?と切り返すと、iPhone15は望遠レンズがどうのこうのと言っていた。先日実家に帰り公園で犬の散歩をしていた時に、試しにリールを最大限まで伸ばしてみたが、俺と犬の距離は「望遠」というのには程遠かった。iPhone15を手にした時、自分自身の能力とiPhone15の性能の開きを、その望遠レンズとやらでしっかりと見つめ直してほしいものだ。
8月の中旬から9月末にかけてラジフェスとネタライブがあり、精神を燃やしながら進んでいる感覚があった。燃やしている時はガンガン進んでいいのだけど、問題なのはそれが終わったあとに毎回お釣りがきてしまうことだ。お釣りというのは「虚無な気持ち」のことで、大きなイベントが終わる度に僕は毎回呆けてしまう。10月の頭はできるだけガッツクと決めて取り組んでみたのだけど、やれてそこそこって感じである。いい意味でノイローゼみたいになれない。
格闘ゲーマーのときどさんの本を昨日読んでいたら「根性」や「情熱」のみで進むと、その直後に折れるみたいなことが書いてあって、やっぱりそうなんだと納得。
自分がやっていたことは、健康な精神を来月から前借りをしているようなものだったということだ。今後も長きに渡ってなにかを作りたいのであれば、この取り組み方は改善する必要がある。もっと淡々とやるべきで「よしやるか~~」みたいな瞬間をどれだけ減らせるかが重要な気がした。ルーティンワークとはそのためにあると気づく。
いつも行くカフェは座席が横並びのカウンターのようになっている。
出来るだけ両隣に人がいない方が僕個人としては助かる。隣の人のコーヒーをすする音が独特過ぎて集中できないとか、とにかくその類のリスクをなるべく回避したいからだ。
毎回自分の荷物を隣の席に置く人がいる。今もいる。
僕の両隣が空いていたとして(○は空席)
図)客 〇 僕 〇 〇
僕の隣に人が来たとする。
図)客 〇 僕 客 〇
そしてこの客が自分の右隣りの席に荷物を置く。
図)客 〇 僕 客 客の荷物
お分かりいただけただろうか?
このあと来る客は確実に僕の左隣に座るのである。
許せない。自分の隣に客が来るリスクをお互いに平等に背負って作業しようや。
通報したい。それか話そう。空席に荷物を置く自分をどう許せているのか教えて欲しい。
あなたが今度どれ程素晴らしい行いをしたり、誰しもが胸を打たれるような発言をしたとしても、その今パソコンで作っているプレゼンのためのパワーポイントがどれだけ見やすかったとしても、あなたの人間としての土台、根底にある精神性には、空席に荷物を置くようなマインドが眠っていることを片時も忘れないで欲しい。そうゆうのちゃんと人に伝わるから。パワーポイントにも現れるから。ほんとだよ???見てる人は見てるからね??あなたが尊敬している人程ちゃんと気づくから。体裁が微妙に合ってないところとか!!!馬鹿!!!大嫌い!!分からずや!!
そゆえばとーやが結婚した。Twitterに載せてた写真すごいよかった。あれはとーやと僕の親友でもありプルサイスタッフでもあった長尾が撮影したものだ。この前の僕のライブの後に三人で行ったラーメン屋でとーやが撮影をお願いしていて、長尾が撮ることにとても意味があるし素敵だなと思った。
とーやのツイートを見たら誰が撮影したか書いてなくて、ええ~もったいな~と思って「長尾が撮影してくれたって書かないの?」とLINEした。そしたら「あ、そうだそうだ」みたいな感じで返事がきて数十分後にTwitterを見たら「@○○○○に撮ってもらいました!とっても上手なカメラマンさん!」とツイートしていて、僕はその場でぶっ倒れた。
まず「長尾」って書こう。そしてなによりも「とっても上手なカメラマンさん!」という表現は一体なんなんだ。長尾をなぜ「友達に紹介してもらった友達の友達のカメラマン」扱いするんだ。
距離感が謎すぎる。
「長尾」を不適切な表現だと思っているとしか考えられない。コンプライアンスを遵守するために、遠回しでエロいことを言う時の書き方だもん。
とーやのマジで腹立つポイントとマジで面白いポイントが重なっていることを久しぶりに思い出した。
でも感慨深いものはあるよ~。プルサイみたいに活動停止しないよう願います!!
まじおめ。
落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。