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6月5日と6月6日の日記

6月5日
バイトを昼であがる。そのまま家に帰ってネタを作る。なんかいくつかできてるんだけど、どれも自分にウケてない。もっとすごいのがいい。そう思って勇気をもって一回作るのを辞める。升野さんの単独ライブを見る。カッコイイと思わせてくれる。お笑いでカッコイイと思うのは升野さんとシティボーイズとラーメンズだけかもしれない。
歯医者の時間。銀歯を入れる。生まれてはじめての銀歯。最悪。この医者をずっと疑っている。説明や治療に無駄がないのか、ただなにもしていないだけなのか、いまだにどちらか分からない。「来週は上の歯のクリーニングですね」と支払いのとき受付の人に言われた。直接先生からそれを言われたい。何回も小分けにされてイライラしてきたから、次で最後にすると俺で決める。グラデーションで徐々に「治療」から「無意味」へと変わっていっているような気がする。「次は歯を見ますね」とそのうち言われるのではないだろうか。
APEX、念願のマスターランクに到達する。数年間やり続けてはじめてのことだった。嬉しかった。ただ今シーズンは根性があれば誰でもマスターランクに到達することができると思う。だから落合諒という人間の強さを自分に見せつけることはできたけど(マジで一秒も諦めなかったから)、APEXというゲームで自分が求める強さ=理不尽な強さで敵を木端微塵にするファイト力はマスターと名乗ってよいものに達していないと思う。だってぐち山の方が強いから。だからこっからはシンプルな強さが欲しい。でも自分に勝ててよかった。自分とした約束を達成するの大事。嬉しすぎて、マックのポテナゲ大と侍マックとファミマでコーラとシュークリーム勝ってお祝いした。

6月6日
自分の考えは全て自分を通過した上での現実なので、真実とは程遠いものだと突然思う。なにを言っているかというと、自分の頭が悪すぎてもうどうしようもないということだ。物事を考えれば考える程、物事とは「考え方によっては」「捉え方によっては」であると分かる。頭の使い方がまるで大喜利と変わらない。考えるって事実への曲解だから、みんなも考えるの辞めたい時は辞めちゃった方がいいよ。曲解する価値があるなって時にだけ考えた方がいいと思う。というかそれを考えたいと思う動機に目を向けた方が話が早いと思う。もう答えは出ている。
自分の中に発生している理屈も、言葉よりもっと内側の訳の分からない理不尽すぎる感情もどれも本当だから安心していい。今選んでいるもの、目の前にあるもの、自分がどうしているかが全て。重要なのは過程より結果に決まっている。今が全てに決まってる。どうして今日記を書いているのかと言えば、僕が選んだからです。理由はあとからいくらでも。


落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。