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わしゃ、空虚な人間でしたわ。

この前、とーやと長尾と山口慎太郎と、夜中に東京タワーを見にいった。「東京タワー見たいな~。俺は東京タワーが見たいよ~~。」と言ったら、なにも言わずさっと連れてってくれるとーや最高。彼が車を所持していなかったら、プールサイドは結成すらしていなかったと思う。フリーターと運転のコンビだったからである。
真っ黒な東京タワーの足元に車をつけて、みんなで見上げた。
とーやが「333メートル」とボソッと言った。うわ、うっせえ、と思った。めっちゃとーやっぽい。とーやはそうゆうことを、こういう間でボソッと言う。ちなみに僕は豆知識がめちゃめちゃ嫌いである(知ってるか知らないかでしかないことに基本的に興味がないため。)。そしたらぐち山が、「結構低く見えるな~。そうか、普段高く見えるのは、ライトの色が膨張色やからか~うんたらかんたら」みたいなことを言っていて、こいつもうっせえのかよ、と思った。両隣が全く違うタイプのうざさを発揮していておもしろかった。自分が女の子だったら、「333メートル」の方がいいし、それでいいよな、って話を車の中でした。
僕とぐち山はおそらく、例えば女の子が身につけているアクセサリーが可愛かったら、「可愛いね~」と直球で言うけど、そのあと「どうして自分が可愛いと思ったのか」ということを懇々と説明するのだと思う。そのアクセサリーが可愛いということと同じくらい、どうして自分はそれをナイスだと思ったのかということが重要なのである。厄介な人だ。

そのあとぐち山の家で4人で喋った。僕は「東京タワーが何メートルなのか」「なぜ暗いと東京タワーが低く見えるのか」にも全く関心がない。思えば、自分は基本的に自分が興奮すること以外に全く興味がない。関心は全て内側に向いていて、外側への配慮や好奇心が0に近いということが分かった。仲のよい人ほど、その話をすると納得してくれる。
僕は父親が自殺したり、家族全員が自己破産していたり、実家がなくなってしまったことに、正直なにも感じていない。結構どうでもいいのである。でも、どうでもいいとしていたら、「ちゃんと考えろ!!」みたいなことを周囲の人から言われるし、僕自身も「考えなくていいのかな?」みたいな気持ちがあるっちゃあるから、一生懸命シリアスになってあれこれ考えているけど、実は空虚なんだと思う。全然悪いことじゃないけど。親しい人は、みんな俺のことをアホだというし、阿呆なんだと思う。もういいや~~それで!!!

最近はお笑いやりたい、お笑いやりたい、って思ってる。プールサイドが活動停止してから、一ヶ月と少しが経過した。ネタは結構作ってる。どっかでやんないとな~。お笑いのコミュニティの中に入りたいから、事務所にはやく入りたい。今は事務所オーディションみたいのに動画を送ったり、養成所に入ってからネタ作りに困りたくないので出来るだけ量産している。焦ってるけど、割とじんわりやってる。毎日は結構楽しい。一番遅くて来月の5月にはナベプロの養成所に入っているのだと思う(今は色々探してます)。
どんどん蚊帳の外って感じなんだけど、まあこうゆう時間ももうないだろうなと思って、楽しむことにしちゃってます。

↑遊んでいい時間は全てAPEXにぶち込んで配信しているのでよかったら遊びにみにきてください。なぜAPEXをするのか?ということを今月中にnoteに書こうと思います。人生そのものです。

あ、それと、9月に単独ライブをやるので、よかったら見に来てください~。ピンネタを5本、6??くらいやる、ミニライブみたいな感じだと思います。
その準備もしなきゃだな~。


最後に最近よかったものをのせときま~~す。

嘘みたいな話ばかりでおもしろいです。鈴木敏夫の嘘だと思って読んでも、本当の話だと思ってもおもしろいです。

言葉のリズム感とか、句読点のタイミングとか、会話のずれ具合が町田康っぽくて調べたら、まさかの同窓生だった。地域性の問題なんだと思う。教えてくれたぐち山に感謝。津村さん町田康以来の衝撃だった。

言わずもがなおもろい。

落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。