見出し画像

2021年 総括

毎年毎年、なにもできなかったと年末はぐったりしている。
でも今年は少し違う。
自分はこの先どうなるんだろうという迷いがなくなった。
漫才、コント、文章、なんでもいい。おもしろければなんでもやる。
肩書きを本当に気にしなくなった。
あらゆることへの第一歩を踏み出せたという感じだった。

がそれでも全然まだ足りない。来年で29歳になる。俺は一生若いだろうから、精神的な意味で年齢に捕らわれることはないだろうけど、30歳になってなにかを形にした時に、二十代でやってきたことの全て出るのだろうと思う。そう考えると、俺はなにもやれていない。
身体的な疲労感が一切ない。どこかで歯止めをかけている。
もっともっとやらないといけない。でないと大切な人達がみんな、俺から離れて行ってしまう。それは俺のことが嫌いだとかそうゆうことではなくて、みんなも己の人生を生きているからだ。だから俺から離れていく人も、俺と同じくらいの辛さを背負っているに違いない。
気付いた時には誰もいなくて、もう手遅れで、それからどうにかなったとしても、もうその人達とは会えない、もしくは会えたとしても多くの時間を犠牲にしてしまった事実に俺は耐えられなくなるのが目に見えている。
急がないといけない。

SNSの使い方を見直す必要がある。もう思ったことを書けるツールでなくなってしまっている。
フォロワーが3000人を超えた。嬉しい。
でもリスクもある。
例えば気に入らない商品のことをツイートしたとする。フォロワーにその商品の開発に携わっている人がいた。みたいなことが起きそうなのである。
そして俺は仕事を失っていくのだ。
そうならないためにも、もう無害なTwitterをするしかない。芸人が故に無難で面白味のないツイートをする。仕方ない。売れている芸人がなにかをけなしたりしない理由の全てが上記にある。
重要なことは140文字以上で書く。

実家。テレビの画面が乱れまくっている。見れたもんじゃない。気を抜くと暗い話ばかり。またこの実家も無くなってしまう。
もうほんとにお金がないらしい。
でもハーゲンダッツとか出る。ご飯もたくさん。マジで書きながら泣きそう。ムカつく。茨城に帰ってくる途中、毎回売り払った実家が電車の窓から見える。あの気持ちは誰にも分からない。

もう俺しかいない。全部変えたい。全て取り返したい。ひっくり返したい。
おもしろくないのに金稼いでるやつ多すぎ。
来年は全員殺します。そのくらいの気合で。


落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。