【2/21】休日の良し悪し。
毎日日記を書き始めてから50日が過ぎたらしい。習慣とは恐ろしいもので、15日目を過ぎた辺りから書くということに対して疑問を持たなくなった。一ヶ月経てば、当たり前のことかのように文字を打っている。人間は適応能力が高すぎて危険だ。考えることを辞めてしまう。この日記が終わる時は、何故日記を毎日書いているのかが分からなくなった時だろう。
今日家でぼーっとしながら、母親が亡くなった時のことを考えていた。葬式の時僕は弔辞を読むのだろうと思い、どんな内容にしようかあれやこれと考えていたらだら〜っと鼻水が出てきて、気がつくと号泣していた。
弔辞の内容のほとんどが、未だ言えていないことだった。母親はまだ生きていると思うと気持ちが焦る。胸を張って、言いたいことは生きている内に全て伝えました。と言えたら素晴らしいなと思う。
死ぬ前に遺書を書くなどは聞いたことがあるが、友人や、家族、大切な人の弔辞を今の内に考えてみるのも悪くないのかもしれない。その瞬間から共に過ごす時間の濃度が変わってくるような気がする。
最近休みの日は外に出るようにしている。それだけで満足する。家から外出して、また家に戻るという行為を済ますだけで、達成感がある。
しかし今日はまだ家から一歩も出ていない。現在15時40分である。このままだとただただ時間が流れてしまう。18時になって欲しくない。1日の終わりに気がつき始めてしまう頃だ。映画を見るにしても、本を読むにしても集中しなくてはならない。集中すると時間があっという間に過ぎてしまう。一気に明日になる。かと言って集中したくないので、ただただ何もせずスマホを眺め、流れる時間に抵抗していても、時間は流れていくもので、どうしようもない1日だったなと振り返ることになる。
休日の良し悪しは朝で決まる。
落合諒です。お笑いと文章を書きます。何卒よろしくお願いします。