【俺が売れるまで書く日記（義務的な作業・JJJ・単独ライブ） 】22/01/29

最近作業をしていても疲れなくなってきた。俺は身体の疲労感を作業の達成率としていたことが判明した。だから近頃はやってもやっても「やった感」のようなものがない。でもよくよく考えたら、いつまで経っても同じことで同じように疲れていたらそれは「義務的なもの」なんじゃないかと思った。「何度やっても同じように疲れるもの」は自分の中で「義務的なもの」と区域されている。これを少しでも義務的にしないように、退屈を凌ぐように創意工夫しながら生活するのが学校なのかもしれない。
その創意工夫がおもしろかったから、俺はなんかネタを書いたりするのかもしれない。
作業が終わるとまた次の作業、また次の作業と永遠にやってくる。誰かから頼まれてやっているものが殆どないので、辞めようと思えばその時点で作業は中断される。強制力は己の根性のみ。
仕事でもなんでもそうだけど、効率化すればするほど、結果的にやることが増えていってしまうというのはなんなんだろう。
俺は取り掛かっているものを無駄なくやりたいだけで、次に待っているものだけの距離を縮めたい訳ではないのに。

去年めちゃくちゃ聞いた曲。久しぶりに聞いた。JJJとCampanellaは、ラップそのものに打楽器的な気持ちよさが特にある二人だ。それに加えてビートがKMさんだったから、初めて聞いた時はほんとによすぎてびっくりした。
JJJの「てことじゃん」って入り、ちょっと発明だなと思った。

今日は15時に起きた。眠い。全部気圧のせいだと思う。突発性難聴で活動を一時的に休止する芸能人のニュースを見て、あ、俺のどうなったんだろ？と思い出した。
自分は去年「低音障害型感音難聴」と医者に診断された。左耳がある一定の低音だけ聞こえていないらしい。ストレスが原因らしく、たくさん水を飲むこと、ムカつかないこと、の２つを守れば回復していくという風に言われた。近々の健康診断では左耳の低音のところに「0」と書かれていて、未だに聞こえてないことが分かった。なんなら悪化していた。
俺をムカつかせる人＝俺の聴力を奪おうとしている人
と考えてから余計人に腹が立つようになってしまったので、なんとかしなければならない。
記憶の話になるが、「覚えていないこと＝事実として存在していない」にならないのが人間の脳の辛いところだと思う。
事実として存在していないから記憶にないこともあるし、存在していても覚えていないだけということもある。俺は一昨年それにかなり頭をやられてしまって、事実と嘘が分からなくなってしまったことがある。
人間の脳は、頭の中で存在しない記憶をこすればこする程「存在している事実」として感じやすくなるらしい。それを知ってからずっと虚偽記憶を作る練習をしていた。その結果今では「ない」ことも「あった」ように感じることができるようになった。これで記憶が如何にあてにならないものなのか、ということを自分自身に証明することができた。
虚偽記憶を作る時の頭の中の働き方が、ネタを作ってる時と全く同じだったことに気が付いた。体験に近いのかもしれない。

Youtuberがスイッチを配ったりしているのを見て「いい人」だとか「神」だとかツイートしている人が大勢いるのを見かけた。
人が欲しがっているものを配るだけで好感度が上がる世の中はおかしい。
そのYoutuberはボランティアでやっている訳ではなく、しっかりと「ヤワな好感度」という報酬を得ている。
ほんとにTwitterは「精神的な消費者」みたいな人が大勢いて、見かけるだけでまた左耳が聞こえなくなる。

最近このようなことはTwitterには書かないことにした。
フォローを返すべく人を見逃していないか、自分のフォロワー欄を見ていたら、なんか影響力がある人達が思ったよりいて、ネガティブなツイートは損するだけだなあと思った。売れている人達が無難なツイートしかしないのは、Twitterアカウントを商業的なものとしているからで、そうなってしまう理由も重々に分かるようになってきた。
ネガティブな本音をさらけ出しても、大して得るものがないしそれにしては失うものが多すぎる、ということなのだろうと思う。
自分はこれまで多くの人に助けられて、色々な場所で自分を表現することができてきた。多分これからもそうなると思う。そのためには「嫌なやつ」にならないことが何よりも大事だ。結局は「人」だ。
俺は早く自分の実力を世の中に知らしめたい。全然おもしろくないのに売れてる人を、スマホの画面内で見かけるのにも限界がきている。より左耳が聞こえなくなる。俺だけが知っている自分のできること、を広めてくれる場所と、俺がまだ知らない自分のできること、を教えてくれる人を求めている。
自分自身全然まだまだ形になっていないことが多すぎて、ダメだ。
でも積んでるエンジンの規模だけはずっと感じている。早く売れたいですね。
今年から毎年単独ライブをすることにした。