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【馬券術??】税金対策係数(仮)

競馬界隈の永遠の課題。馬券が的中しない当たり馬券の税金問題。税金分を含めたら負けだよ〜!!なんて話も聞いたりするが、それって最初からオッズに反映させれば後からガッカリしなくて済むんじゃないか?と思ったのが今回の発端である。

的中馬券の税金のキーワードは50%という数字。
そもそも払い戻し金は一時所得金と言う扱いを受けて、これは50万円までは控除される(税金がかからない)が、1年間の払い戻しの総額が50万円を超えると超えた分に対して50%の税金がかかるのだ。※払い戻しが51万円なら1万円だけが税金の対象ということ。

こう聞くと「え、じゃあ150万儲けたら控除分を引いて100万で〜…そのうちの50%だから〜…50万も税金で持ってかれるの?やばくね?」と感じてしまう。
筆者も最近までそう認識していた。
しかし、正確にはこれは誤りだった。
正しくは、控除分を超えた金額の50%が課税対象なのである。
噛み砕いて説明すると、「控除を超えた金額の50%のうち、○○%を税金として貰うよ〜!」ということなのだ。
そしてその○○%はその人の1年間の儲け(もちろん所得も含まれる)によって変動して、その幅は15%~55%と定められてある。つまり、払い戻し金から実際に税金で取られるのは7.5%~27.5%ということが分かった。

「思ったより取られないじゃん!」と感じるか「それでもめっちゃ取られるじゃん!」と感じるかは個人の価値観なので特に触れないが、今回の本題はこの納税分を馬券購入時点でオッズに組み込むことが出来れば、見せかけの勝ち馬券を排除できるんじゃないか?という点である。

そこで早速頭良さそうなそれっぽい造語を作ってからなんやかんやして係数を設定した。
このなんやかんやは1-0.5×税率で算出。さっきの7.5~27.5は税金で引かれる分なので残る分を計算したという話。

こうして出来た税金対策係数を使うと、実際の払戻から大まかな納税額を差し引いた数字になるので、将来的にガミる可能性のある馬券を避けることが出来る。
特に年間を通して競馬をする馬券ジャンキーや、一度に大きな金額の馬券を購入する万振り馬券師、取捨が苦手で超広く馬券を購入するハズレ馬券恐怖症にとって有用であると考えられる。

①購入馬券の払戻*÷②投資総額×③税対係数≧④1の時に初めて納税額込みのトリガミ回避となる。
(以下、税対係数一覧表)

税金対策係数の一覧表

尚、この式に当てはめるだけでは税込元返し以上が確定するだけなので、税金込みである一定の儲けを出せるように設定したい場合は、④の数字を自分の最低基準となる任意のオッズに変更することで応用が可能。

これを決めるだけで総投資額が最低でも○倍以上になるなら勝負、または○倍以下だから撤退といった、自分の予想を捨てるための明確な理由が出来るので勝負からも降りやすい。
長期的に競馬を楽しむには、きっと引き際も大切、なはず…。
(競馬歴2年目にて悟った目の筆者…)

※①②に入れる数字は実際の金額で、①÷②で出る数字と④に入る数字はオッズなので要注意。

*この式では簡略化のため、当たり馬券の購入経費の計算を除いているので、厳密な計算がしたい方は下記の式を参考。
(購入馬券の払戻-的中馬券の購入額)÷投資総額×税対係数≧任意のオッズ


ここまで税金対策係数とその使い方について述べてきたが、これらはあくまでも馬券購入をするレースに限って活用出来る式であって、実際はそれまでの負け額分も考慮しないといけない事は頭の片隅に置いておくべきだろう。
小難しい言葉を並べてきたが、1番伝えたいことは、僕と同じ畑の競馬ファンはあくまでも年間回収率で勝つことが目標なので、メリットの小さいレースや実はメリットのないレースは断固たる決意で「見に回ろう」そして「そのための基準を持とう」ということ。
もちろん基礎的な予想力が足りなければ全て破綻するので、見をしても大まかな予想と答え合わせは必須で、勉強を怠ってはいけない。

もし、この記事が誰かの参考となって、最低限の投資で最大限の利益をゲットしたら俺にも還元しろ筆者のモチベーション維持にも繋がるので、それを切に願い本記事を締める。


(筆者は現在タバコ銭すらないぐらいに経済難なので競馬休憩中ですが、復帰後に遅れを取らないようには頑張ります。今しばらくお待ちください🙇)

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