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GSK|先進性と親密さが両立する新VI発表

GSKのVIが2022年6月に刷新されました。GSKは世界第6位のバイオテクノロジー企業で、ワクチン製造/処方薬/健康食品の分野でよく知られています。

今回はそんなGSKの新VIについて、レポートしたいと思います。

before / after


|DNAの表現手法をVIに取り入れる

GSKは遺伝子(DNA)分野の研究開発に力を入れる製薬会社で、
新しいロゴタイプも「DNA鎖」をイメージした ”ねじれた” 表現を取り入れています。

ロゴアニメーションにもねじれが表現されていて、コンセプトを包括した世界観になっているのがとても良いですね。

今回のリブランディングは、GSKがコンシューマーヘルスケア事業を切り離し、サイエンス(バイオ医薬品技術)に特化するといった背景があります。

コロナ禍で、メディアで見飽きるほど使用されてきたトゲトゲしたウイルス描写ですが、GSKは鮮やかなオレンジ/ピンクを用いて極力明るいイメージを持たせています。(ちょっとかわいいw)

ウイルスの表現


|先進性と親密さを表現する

ツールでは写真が多く使用され、人の表情が多く見えるような写真を意識的に選択しています。

それはまさに、150カ国に展開するGSKが多様な人材を雇用していることを投資家にアピールすることにもつながっています。

また、「G/S/K」のモノグラムを3Dアニメーションにすることで、省スペースが必要なモバイル画面でも効果的に機能しています。


|新GSKのブランドムービー/Ahead together(一緒に前へ)

最後に、GSKの新たなステートメントである「Ahead together(一緒に前へ)」をコンセプトにしたビジュアルムービーです。

そこには、働く人々の知的で聡明なイメージと、温かみのあるオレンジのブランドカラーと合わせて絶え間ない人々の笑顔が映し出されます。

この先の未来に、先進的なバイオサイエンスを通じて新たな世界をGSKが創り上げていく様子が想像できます。

|まとめ

バイオテクノロジー企業は「サイエンス・知的・聡明」などを表現するために、青色系のイメージが多いです。
そんな中で、GSKは温かみのあるブランドカラーのオレンジと、人の顔(笑顔/真剣に取り組む顔)を意識的に使用しています。

さらに、アプリケーションへの多彩なビジュアル展開はGSKそのものの伸びしろや成長性(パワー)を深く感じました。
これからどのようなメッセージが発信されていくのかとても楽しみですね。

以上、GSKレポートでした。

b.labo


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