現地観戦・2場所目 立川
(この文章は、2022年7月5日に書かれたものです)
2022年6月27日(月)、立川F1 デイリースポーツ杯の3日目最終日を現地で観戦した。
この日の入場料は50円(※1)。入場ゲート前に両替機が設置してある。
たちかわ競輪場は、JR立川駅から徒歩15分ほどの場所に位置し、400mバンクで、直線距離は全国でも有数の長さだそう。
そのためコーナーのカーブは急で、傾斜角度はより一層きつく感じれる。
レース実況は加奈山翔さんが担当している。
西武園競輪場は有料観覧席でしかゴール前での観戦はできないが、たちかわ競輪場はゴール真正面にフェンスを挟んで無料の観戦席があり、屋根の下で日差しを避けながらレースを見ることができる。
この日は35度を超える猛暑日であったが、水分補給をしながら外での観戦を楽しめた。
選手は奥のゲートから出てくるため間近では見られないのだが、誘導員の選手は観覧席真正面から出入りしており、近くで拝見できる。
ゴール真正面から観戦できることで、ジャンの音を生で聴ける感動が5割増しである。
最終一周回では、車券を購入したおじさんたちが皆フェンスの前に出てきて、声を上げながら一心に選手を見つめている。
レースとレースの間はエアコンの効いた屋内に設置してあるオッズ表示や、場外発売をしている久留米G3(第28回 中野カップレース)に皆釘付けとなっていた。
若者や女性の来場はほんの少数であったが、中には幼児連れのパパさんも観戦に来ていた。
この日面白かったのは、10Rにて競り合う予定の2選手(出澤拓也選手と山口敦也選手)が、脚見せの段階で肩やヘルメットをぶつけ合っていたことである。よっぽどライバル意識があったのか。
目の前でその様子を見せつけられ、とても迫力が感じられた。
S級優勝は新潟79期、諸橋愛選手。
A級優勝選手は観客前にて簡易的なコメントがあったのだが、S級レースは決勝戦が終わった瞬間に皆早々に撤収してしまい、結局観客前でのインタビューはなかった。CS放送内で行われていたようである。
元S級S班、諸橋選手。まだまだ強いです。
優勝おめでとうございます。
※1・・・2025年1月現在、立川競輪場の入場料は無料となっています。