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天之美禄

酒をたたえていう美称。 注記: 「禄」は、俸禄。天から授かった素晴らしい贈り物の意から。

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初めまして。りおです。
雨宮天さんとお茶割りが大好きです。

ここでは、私が何故"青いお茶割り"を作ろうと思ったのか、きっかけだったり、製作するにあたって大切にしたこと、インスピレーションを受けたモノなんかを書いていきたいと思います。

きっかけ

そもそも"青いお茶割り"は、雨宮天という人間は『お茶割り』が好きなのか?という視点から生まれました。

単純に"青いお茶割り"が『お茶割りを飲んでみようかな』『このお茶割りだったら飲んでも良いかな』という、きっかけになったら嬉しいと思ったんです。

ただ青ければ良いってワケではなくて、お茶やお酒は雨宮天さんに関連するものを使用し、天(空)をイメージして製作する事にしました。(ここで氷職人の長い道のりが始まる)

雨宮天さんのオタクが本気で考えた、雨宮天さんへの渾身のPRというわけです。

大切にしてること

"青いお茶割り"を製作するにあたり、『色』『お茶』『お酒』『雨宮天』『デザイン』この5つのポイントをこだわって形にする必要がありました。雨宮天さんへのPRですから、彼女が『飲んでみたい!!』と目を引くモノを意識して、製作することにしました。そして、好きを形にして届けたいと思いました。


ここからは、製作過程を書いていきます。

『色』について

青に欠かせないものが、バタフライピーという植物です。バタフライピーってなに?と言う方に簡単に説明します。

バタフライピーとは、東南アジアを原産とするマメ科の植物で、和名は蝶豆(ちょうまめ)です。そのためバタフライ=蝶なのですね!鮮やかな青い花を咲かせるバタフライピーですが、その花にはアントシアニンが多く含まれています。インドでは古くからアーユルヴェーダなど薬草として、または食事療法として取り入れられていました。また昨今では東南アジアや日本でもハーブティーとして広く親しまれていますね。青い鮮やかな色は染色として、衣類にも使われているそうです。

下記URL参照

実際に私も富澤商店さんに伺い、購入させて頂きました。バタフライピーについても、詳しくお話しを聞かせてくださり、大変嬉しかったです。

『お茶』について

お茶と言っても世の中にはたくさんの種類のお茶があります。お茶割りを作るワケですから、当たり前ですが、かなり重要な素材になります。実際に調べていくつか購入してみました。

緑茶・ウーロン茶・紅茶はすべて同じ茶葉から作られており、発酵度合いによって味や色の違いが現れます。
発酵をさせていないものが緑茶、半分程度発酵させたものがウーロン茶、完全に発酵させたものが紅茶です。

緑茶・ウーロン茶・紅茶の中でも製造方法や使う茶葉の部分などによりさらに分類されます。

下記URL参照

購入した中で、私が選んだのがジャスミン茶を使用した青いお茶とさんぴん茶を使用した青いお茶です。何が違うの?と思う方のために、さらに調べてみました。

現在も広く飲まれているさんぴん茶は、中国式の半発酵茶にジャスミンの香りを付けたものです(ジャスミン茶との違いは発酵状態の違いです。ジャスミン茶は不発酵茶である緑茶にジャスミンの香りを付けています。紅茶は発酵茶、緑茶は不発酵茶、ウーロン茶など中国特有のお茶は半発酵茶です)。

下記URL参照

ジャスミン茶は、緑茶にジャスミンの香りをつけた物で、さんぴん茶は烏龍茶にジャスミンの香りをつけた物を指すようです。

お茶が好きですが、私自身も正確な違いを理解していなかったので、とても勉強になりました。

バタフライピー自体にクセがあるわけではありませんが、香りもこだわりたかったので敢えて香りがある物を選びました。

味については、緑茶やウーロン茶とイメージしていただければ伝わるかと思います。

『お酒』について

私はお酒が大好きです。
三度の飯よりお酒が好きであります。

『控えめに』だってさ
 ねえ誰のこと?

青いお茶に合い『雨宮天』に関連する、お酒をいくつかチョ•イ•スしてみました。

個人的に紅茶をベースとした青いお茶なら、『キンミヤ焼酎』がオススメです。

ジャスミン茶をベースとした青いお茶であれば、緑茶焼酎『天の美禄』がオススメです。

蕎麦焼酎『天照』はクセがないので、比較的どのお茶で割っても美味しいと思います。

※青いお茶の場合、蕎麦焼酎は後から入れるとグラデーションになります。

好みの焼酎でお試しあれ!!

『雨宮天』について

雨宮天さんへのPRですから、これは製作するにあたって1番譲れないポイントです。この記事のタイトル『天の美禄』という名前の緑茶焼酎や『青い』という名前のお茶を見つけたときは、幻のポケモンを捕まえた時のような、ちょっぴり誇らしくも嬉しい気持ちになりました。好きを改めて、実感した瞬間でもあります。

『デザイン』について


モノは、日々の生活や体験の中でのワクワクやキラキラからインスピレーションを受けて、生まれていく。

どういったデザインで製作するのか悩んでいた頃、気分転換に大好きなプラネタリウムに行ってみました。いつも通りプロジェクターが映し出す、満天の星たちを眺めるなかで『この光景を一杯のグラスに落とし込めたら、素敵だな』って思ったんです。

インスピレーションを受けて、早速イメージした物を作ってみることにしました。素材を探していく中で、お茶の風味を変化させずに星を再現出来る『金箔』に出会いました。

氷職人


ここから氷職人の長い道のりが始まります。

完成した青いお茶割りに、ロックアイスを入れて、上から金箔を散らすとイメージした物とは全く異なるデザインになってしまったのです。

そこでイメージを近づける為に、丸い氷に金箔を閉じ込めて『箔入りの丸い氷』を作る事にしました。

実際に作ってみると、透明でもない、ひび割れて、箔が少し掛かった氷が出来上がりました。

実は氷ってとても繊細で、BARで飲むウイスキーなどに使われている丸い氷なんかは氷屋さんの素晴らしい技術の賜物なんです。

実際に個人でも買える丸い氷や箔入りの丸い氷は売ってました。

『作る労力に比べたら買った方が特だな』そんなことを考えながら、丸い型に水を注いでいました。ですが、これは私から雨宮天さんへのPR。

私が作らなきゃ意味がないのです。

心が折れそうになりながらも、連日、丸い氷を何個も作り、冷凍庫の中は丸い氷でいっぱい。

思い描く天(空)を求めて作り続けました。

実際に完成した物が写真に使用した氷になります。

氷って難しい!!

完成

実際に製作したモノがこちらになります。
完成したときは思わずニヤけてしまいました。

無事にイメージ通りに作ることが出来たのです。

PRとはいえ好きな人のために何かを成し遂げることは、自分にとってこんなに有意義な時間になるんだなと強く思いました。

雨宮天さんが好きでなければ、全て出来なかった経験なのです。

彼女から貰うモノって本当に大きくて、彼女がすごく眩しくて、時に自信を無くしてしまうこともあるけれど、そんな彼女のようになりたくて、また私を立ち上がらせてくれる。そんな存在です。

本当にいつもありがとう。
そして、10周年おめでとう。 


より青く。
心から願って。

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