とおくへ|詩
こころが騒つくものは
ほうっておいて
できることなら
身体からとおいところへ
それからふと訪れるあたたかさを
まあるく身にまといましょう
日々はたしかにつながっていて
こころをむしばむつめたいすきま風に
気をとられているようでは
あしたもあさっても
それから先も
ずるずるとながびく
風邪をひいたような
やりきれないきもちを抱えて
しずんでしまいそうなのです
だからどうにかきょうという日を
やさしく生きてゆきましょう
わらうかどに福がくるといいますが
まるいこころにもきっと福がくる
やさしくまるく
磨きましょう
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