コミュ障の実態。
こんばんは、お茶の葉です。
コミュ障歴うん十年になりました。
以前はとても気にしていましたが、年月が過ぎると図太くなるもので、昔よりはだいぶ開き直りました。
(コミュ障が治ったわけではないですし、今でも気にしてはいます)
最近人とお話させていただいた際、コミュ障エピソードに恐ろしく共感を覚えたので、私もつらつらと書いていこうと思います。
多分単純にコミュ障、というか、ASDとか他のこころの問題もあると思いますが、今回は深く考えずコミュ障としています。
私だけじゃなかったんだ、と共感してくれたら報われます。
それではどうぞ。
①そもそも声がだしにくい
コミュニケーション以前の話なのですが、緊張しているせいなのか、声がすごくだしにくいです。声を出すことに精一杯で思考をうまく話すことができません。言葉がつかえてうまく話せません。
頭の中ではすごく流暢にしゃべってるのですが、声に出すとなると途端にしどろもどろになってしまいます。
相手の話をきいて、疑問やその関連した自分のエピソードなどが頭にでてくるのですが、うまく言葉にだせず(だせる気もせず)に、結局笑ってその場をしのいだり、「そうなんですか~」というありふれた相槌ですませてしまいます。
そのため、あまり親しくないひとに自分から話しかけるなんていう所業は軽くバンジージャンプするくらいの勇気を振り絞る必要があります。一日に何回もできることではありません。
②声が小さくて聞き返される
まず第一声で正確に聞き取ってもらえることはごく稀です。
早口なのか、滑舌が悪いのか・・・全部だと思いますが、一番は声が小さくて聞き取られないのだと思います。
自分では精一杯声を出しているつもりなのですが、「ん?」「なんて言った?」「ごめん聞こえない」などと聞き返されます。
そして「またダメだった…」と傷つきながら頑張ってまたしゃべります。どんどん精神が削られていきます。(聞き返す人は全く悪くない)
冷静に、ゆっくり、はっきり話せばいいのですが、自分が話すのが下手な自覚がある分、常に緊張している状態だと、気持ちばかり先走って、何とか頑張ろうとしてしまうんですよね。時間をかけてしまっていることにも申し訳なくなって、いたたまれなくて。
変に頑張って話すので、早口だったり、声が一定じゃなくて変な音量差になっていたりで、聞き取りづらくなってたんだと思います。
ゆっくり話すようにする、というのが一番相手に伝わりやすかったな、と今では思います。
一番傷つくのは「何言ってるのか全然わからない」という言葉です。
相手からしてみれば、実際全然わからないくらいに構成の下手さ、説明の下手さ、主語の抜けとかいろいろあるんでしょう。
でもこれ頑張って説明したあとに言われると本当に悲しくなるんですよね。
せめてわからない部分について聞き返すとか、こういうことであってる?とか聞いてくれればいいのに、と思います。
振り絞ってだした言葉を全否定された気持ちになって虚無感がすごかったです。
「どういうことか」わからない、じゃなくて「何言ってるのか」わからない、ですからね。
知らないうちに日本語じゃない言語で話していたのかもしれないです。
③何を話したらいいかわからない
わからない。本当にわからないんです。
世間話とか、フリータイム?とか、なんか一緒の空間にいるときとか。
何を話せばいいんですか?話しかけられたら何て返せばいいんですか?
それこそ仕事だったり、同じ作業をしていたら、それについてお話できるんですけど。
目的とかテーマがあったら話せるんですけど、みなさんご自身の近況とか、何気なしに楽しい話を色々話してくれるじゃないですか。
どうしたらそんな高等技術身につくんですか??どうして話が途切れずに続いていくんですか??
自分はそんな人に話せるようなエピソードもなければ、楽しい話もできないですよ。
私の周りは沈黙が流れます。気まずい。申し訳ない。
静かにしていますが、頭の中はパニック状態です。わわわわどうしよう。
そんな感じで居たたまれなくなって、一人行動が増えていきます。
ざっくりですが、書かせてもらいました。
みなさんはいかがでしょうか。
絶賛悩んでる方、以前はコミュ障だったけど良くなったよという方、教えていただけたら幸いです。
私はというと、接客をしていてお客様になにか聞かれたときに、その場で怖がらずに説明できるくらいにはなりました。
もちろん最初から普通にできるひとは、そのくらい当たり前でしょ、、と思われるかもしれませんが、私にとっては大きな成長だと思っています。
でも相変わらず世間話はできないし、数は減りましたがいまだに同じ職場の人に「何言ってるのかわからない」とかは言われます。
対お客様じゃない場合、気が抜けてるのか説明で色々省略してしまうきらいがあるようです。単純に気を付けたいと思います。
ちなみに以前はこの言葉(「何言ってるのかわからない」)を言われると何て返したらいいかわからず、ショックで黙り込んでしまっていましたが、今では大きめの声で再度説明できるようになりました。
パニックになることが少なくなっただけいい傾向です。
マイナス100からマイナス20になったくらいの話ですが、しぶとく生きていきたいと思います。
以上、お茶の葉でした。
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