
「撮って笑って旅をして」という曲を作った
1月25日、YouTuber「とったび」のイベント「とったびランド」が大阪で開催され、2日間大阪に滞在しました🎉
とったびランドのレポートは改めて書きます✒️
SAで目についたパン
大阪から千葉へは夜行バスで帰りました。途中サービスエリアに寄り、僕はセブンイレブンでおにぎりと水を買いました。
バスへ戻ろうとしたとき、セブンの入り口に山積みになったパンが目に入りました。関西方面でしか売ってないという「ニシカワパン」でした。ご存じの方いらっしゃいますか。(写真ない😭)
いくつか種類がある中で、ナッツが混じったチョコがコーティングされていて、とてもおいしそうなパンを見つけました。少なくとも、千葉で暮らしててなかなか見られないパンでした🍞
しかし手にはおにぎりがあります。正直それでお腹は十分です。でも、このパンが気になる...
僕は、そのパンを買いました。有名か人気かどうかも分からない、ただの菓子パンですが、関西に行く機会はなかなか無いので買いました。
というのが、「撮って笑って旅をして」の曲の始まりです。
そこから、その時に感じていた感情を文字に起こしました。(なお3回ぐらい0から書き直しました)
ご当地パン売ってる 買う?やめる?
もうおにぎり買った 買う?やめる?
見たことない おいしそう 買う?やめる?
きっともう出会わない 買う?やめる?
最近考えてたことが歌詞に溢れた
よく「今のうちにやっときなよ」と言われるけど、段々とそれは簡単ではないことを知ります。
どうせ自分なんてと、なにかの敗者の気分でいると、得られるものも得られないんじゃないか。いつの間にか弱気になっているなって思ったんです。
と同時に、今ある幸せをちゃんと知ってちゃんと感じていたいと思いました。毎月会う友人がこっちにいること、連絡をよく取ってくれる家族、地元に帰ると会う約束をする友人がいること、そして歌を歌えること。
そんな大事な人たちに対して、傷つけるような言動をしていないだろうか。という気持ちがずっとあります。
「会いたい」という気持ちも、今のままじゃいられないという気持ちも全部、歌詞に詰め込みました。
君が教えてくれた
人生は短いから やりたいことをやらなくちゃ
今すぐに
早く君に会いたいな
溌剌と笑顔を見せる そんな君に
いつの間にかルーザー気取り
このまま行き着く未来で
僕は果たして笑って胸張って生きているのだろうか
転けることは悪くないのに不貞腐れて言い訳を吐く
そんなプライド塗れのケツを蹴飛ばす勇気はあるのかい?
望む未来はこの手で掴めるんだよ
君のいいとこ 伝えるのに
圧倒的不足 Vocabulary
今僕らを繋ぐ橋
叩き割る言葉の破壊力
気づかないうちに跨いでいた
立入禁止 境界線
この繋がりはいつまで続くのか
見えない運命決まってるんじゃない?
曲名を考える
歌詞を書き上げて、どうしたものか。タイトルが全く思いつかない。
自分のコンプレックスのことを書いたから「Complex song」?いや、歌詞にプライドってでてくるし「プライド」にしようかな、でも長いタイトルがいいな。
...「撮って笑って旅をして」.....
思いついた瞬間、これだと思いました。
割とすぐ出てきたみたいに書いてますが、歌詞を書き始めたときから考えているので、かなり悩みました。
みんなが撮って笑って旅をしようとしてるはず
撮って笑って旅をして。略してとったび。
そのチャンネルは笑いが溢れて平和そのもの。また、夢を持つ人がきっと刺激を受けるであろうチャンネルでもあります。
「撮って笑って旅をして」の原点は、夫であるこんちゃんが書いていた旅ブログのタイトル。僕とほぼ同い年の20代前半、彼は何を思い、何を夢見て、何と戦っていたのか。撮るために、笑うために、旅をするために。
無条件で撮って笑って旅できればいいけど、現実はきっと大変だったはずです。彼はそれを乗り越え、夢を現実にしてきた。
そう思ったとき、僕が書いた歌詞は「撮って笑って旅を」する人を表しているんじゃないかって、自分の中で歌詞とその言葉が繋がったんです。
別にカメラ持っていなくたって、旅人じゃなくたっていいんです。何かに挟まれ、何かにもがく人たちみんなが仲間で、そのような人のことを表すのに「撮って笑って旅をして」が僕にとってしっくりくる言葉でした。
長々と書きましたが、これがこの曲を作った経緯です。これはとったびの曲ではありません。でも、「撮って笑って旅をして」という曲名であることに揺るぎはありません。
完全に自分自身のことを書いたのだけど、とったびが発信しているように、いつか巡り巡って誰かの夢を応援できるような曲になればいいなと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました。こちらがその楽曲「撮って笑って旅をして」のギター弾き語りです。