推し活って格差ある
富山に住んでいた頃に高橋優を好きになったけど、全国ツアーで富山に来るのは3,4年に1回。
隣の石川、新潟、福井も含めれば毎年機会はあるけど、金沢を除けば結構遠い。
何箇所も行ける人が羨ましかった。
推し活仲間と呼べる人は、リアルにもSNSにも一人もいない。そもそも高橋優すら知らん人ばかり。
機会の差は誰が悪いと言えないからこそ、とてももどかしい思いをする。
ちなみに高橋優の出身地秋田には、秋田在住のファンの方のコミュニティがあり定期的にオフ会が開かれていてその様子をツイッターでよく見かける。とても楽しそう。
そんなことがありつつ、今はとったびや高橋優の推し活で色んな人に会っている。
推し以外にも、その仲間たちと会える機会がある。
そこで楽しかったことは楽しかったと言うし、嬉しいことは嬉しいって言う。
だって楽しいから。
一方で行きたい場所が遠くてなかなかいけなかったり、イベントも遠くて行くのが難しかったり、色んな事情でやりたい推し活ができなかったり諦めたりすることがある。
推し活のつながりは本当に特殊な人間関係で、住んでる場所が基本遠方だし、仲間もイベントも大都市に偏るし、普通よりも特にしっかりと距離を保たなければいけない。
高橋優をアリーナや武道館のような大きな会場で見たいという本音がありつつも、全国ツアーで遠いところまで足を伸ばしてライブをするスタイルや、それができること自体がとても素晴らしいと感じる。
とったびも、イベントこそ大都市でしかできないけど、日本一周をして全国に聖地と呼ばれるスポットがある。
全国的に活動できない人、あるいはしない人が沢山いる中、その2組に出会えたことがとても嬉しい。
活動している人誰もが、ファンと会える機会をより多くできるようにきっと動いている。
推し活は人生の一部でしかないけれど、色んなことがある世の中で、それが唯一の楽しみだという人もいる(俺)。
楽しいことも悔しいことも全てが推し活なんだ。