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日々のこと18 去年の不調のきっかけから1年、また婦人科診断に行ってきた

2021年末の舌がん切除から約1年ちょっとを過ぎて、健保の婦人科・健康診断を受けたのが23年4月。
口腔外科の経過観察、歯科や言語聴覚士さんとのリハビリも頻繁な頃。
舌の部分切除とリンパ郭清のため首の違和感はありつつ、一種の闘病ハイを通り過ぎて日常に戻れた幸せと同じだけ、小さな不調でよぎる再発の不安が心身を覆っていた頃でもある。
健診当日も食事を摂っていないことで「いつもと違う行為と身体」に不安を感じていた。
今思うと、自分の心臓の鼓動がずいぶんと大きく感じていたし、呼吸も浅かった。
なんせ自分の身体について、また何かジャッジが下るのが怖い。
大丈夫、と言い聞かせていながら挑んだ健診は、その後の本格的な不調の始まりだった。

いつも以上にわかりにくい文章で不安を語る当時の投稿はこちら。

検診後の不調についての投稿はこちら。

そんなこんなを経て23年末、24年度の健診の予約をした。
23年度の健診で会場や雰囲気に不安感を感じたこともあり会場を変えて予約。
申し込みの結果、昨年は4月だったものが、7月の実施日が指定されていた。
「暑いさなか会場に行くのか」とナーバスになったけど、どうにもできない。
5月、別途指定された婦人科クリニックで婦人科健診を行う。
7月いよいよ健診。

結果、血圧検査では相変わらず少々高い数値が出たものの、高血圧の通院中であることや白衣高血圧のこと、家庭測定の数値をお話して胃のバリウムも無事実施することができた。
そして、同じ検査内容であるにもかかわらず、雰囲気がまったく違うように感じた。
前回は自分が検査を受けた直後に片づけられていくのがなんとも言えない気持ちで、スタッフの方同志のちょっとしたおしゃべりすべてが怖く感じた。

今回は雰囲気がいやとか、怖いとかまったくない、むしろスタッフの方の段取りや連携にアトラクションを体験しているみたいな楽しささえ感じた。
健康診断に前向きな気持ちでのぞんでいた時や健康を自負していたころと変わらない感じ。

この1年、そして去年の夏の不調から数か月でどうやら何かを越えたっぽい。
不安や不安感が強かった時期は、何でも怖かった。
日テレの沸騰ワードで井桁弘恵さんが海外を旅してタクシーでぼったくられているだけでも恐ろしくて、もう海外なんてとてもいけない、と思っていた。
ドキドキ鼓動が大きくなって息苦しくて視聴し続けることが出来なかった。
もう、影さえお化けに感じるというやつ。

アーユルヴェーダでは活力や生命力を「オージャス」として、それは食べ物や生活、心の在り方とかさまざまな方法で増やすことができるそう。
増やすことができる、ってところがいいなと思ったのだけど、もしかしたら私のオージャスは1年前と比べてちょっと増えたのかも。

検診の後は最寄りのサイゼリアで大好きな柔らか青豆の温サラダを食べて、ちょっと近くの大きな駅に寄ってハンズで買い物行ってしまうくらい普通だった。
去年はパンも買って帰るのが難しかった。

きっと1年前も今回も、本当は同じことが起きていたのかもしれないけれど元気がないと目の前の現実もちゃんと見ることも受け止めることもできないのかも。
健康ってありがたい。こんなに幸せで楽しいなら、やっぱり健康でいることを続けたい。

後日談・・・
3週間後、結果が送られてきた。
婦人科の医師による検診で伝えられていた通りのことと、細胞診は1年後の要検診のチェックが入った。
他に婦人科系の項目と空腹時の血糖値にチェックが入り1年後要検診。
それ以外は昨年と同じ、もしくは少し判定がよくなっていた。
血圧でお世話になっている内科の先生に結果を見せてお話したいと思う。
経過を相談できる専門家がいるって心強い。
無事今年も検診が終わり、ほっとしています。


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