凝り性スイッチ
好きなことは何なのか、ずっと探し求めていました。
ゲームも好きだけど、旅行も好きだけど、それが全てかというと、なんだか違うなぁと思ってしまうのです。
ただわかることは、それを文章にしていく過程を経て、結局は書くこと自体が好きなことに気づき始めました。
そういえば学生時代からインターネットで日記を書いていたりしたし。かのくつ王や、倉原先生だってそうだって聞いたりします。同じなのかもしれません(勝手にそんな大物と一緒にしないでください案件)。
僕は自分の専門知識と、鬱屈とした何かが評価されたのか
Note以外にもそのような、書くお仕事がごくたまにもらえるようになりました。ありがたいことです。そしてホンマすみません。
何がすみませんっていうかといえば、とにかく執筆が遅くてクライアントにご迷惑をおかけしていることです。
僕は書く速度にとってもムラがあります。書き出しはずっと遅いけれど、突然とんでもない量を書いたり消したり、すごい勢いで仕上げたりします。とにかく「スイッチ」が入れば全く違う。とにかく火が付くと書いたり消したりが激しい。
「やる気スイッチ」がどうしても入らなくて、最初の一歩が踏めない。どうしたらスイッチ入るんだろうな、と日々日々悩んでいました。任意にこのスイッチをオンにできないかな。
そうやって早や何年でしょうか。ようやく「やる気スイッチなるものは存在しない」と、気づくのでありました。
いや、気づいていたけど目をそらしていたの。ごめんね、程なく大きめの発狂が来るので気をつけて。それがやんだら、少しだけ間をおいて終わりが来ます。
そんな僕ですが、ポメラDM250を購入して、自分のNoteの執筆ペースは格段に上がりました。ちょこっとした時間に、Twitterやらずにいろんなところで文章を書いているからです。今はカレー屋で食後のコーヒーを飲みながら書いています。
ただし、これをこのままNoteのサイトに載せるわけではありません。この文章をPCのブラウザに貼り付けして、大幅に書き直してから載せるのです。
大事なのはこの「大幅に書き直す」ことなんですよね。この段階に入ってくると、「自分が読者としたら何を伝えたいだろう」、「どういう表現がわかりやすいだろう」ということが頭にぐるぐる回ってきて、消してはやり直し、消してはやり直しの作業が始まります。
ここで「凝り性」の自分が出てきて止まらなくなります。これを「凝り性スイッチ」と読んでいます。
自分にとってのはこの「凝り性スイッチ」が入ってしまえば早いです。とにかく荒削りでさっさと書いてしまうこと、その文章を最初から全部ぶち壊して再構成するような狂気、それこそが自分にとって必要なものなんだなと思います。
凝り性スイッチがいつでも、バチバチ入るわけではないですが、とりあえずさらっと何か書いてみるのは良いと思います。駄作を連発してしまうリスクはありますけどね。
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