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読んで書いて食って寝たら1日終わってた

院内から通達がきた。
「帰省など都道府県をまたぐ外出はしないように。」
だそうだ。

そうか、どうでもいいな。どうせ帰省したって石投げられるだけだろう。出るつもりなんてないっす。なんだか同じような生活ばかりがどんだけ続いていつ終わるんだろ。うんざりだ(今年100回目以上)。早く元のような自由な暮らしに戻りてえな。今の生活は息が詰まる。

そういや、今の息の詰まる生活とはどのようなものか。

振り返ってみた。「起きる、出勤する、帰る。外ではマスクと手洗いを欠かさない。家で弁当食う。テレビはつまらんから見ない。」
なんと単調な毎日だろう。どうだ、これがWithコロナの生活だ。はやく元に戻りたいぜ!

ところで、コロナ前、自分は何をやっていただろうか。
「起きる、出勤する、外食する、帰る。手洗いは職業柄それなりにやってた。たまにテレビみる。たまにライブ行く。」
あれ、そんな変わって無くね?俺は素晴らしい充実した人生とか別におくって無かったんや!これはこれでショックだ。

いや、この変化している点が大事に違いない。差を検討してみた。
「マスク外したか、外食したか、たまにテレビをみたか、たまにライブにいくか。」これくらいか、違うのは。楽しみはそれだけなのか。それはちょっと認めたくないので却下。みんなも集まってt検定とかしてみればいい。

行動が客観的にはそんなに変わらないのであれば、変化しているのは自分の気持ちなんだろう。今の生活になくなったのは、ライブの楽しみ、移動の楽しみ、会食の楽しみ。つまらない生活の間に、少しの楽しみを期待することが生きがいだったのだろう。
結局、楽しいということは意外にウィルスの感染と拡散につながってしまうため制限されている。ウィルスは生き物じゃないのにおんなじような行動に付きまとうんだな。
さらには自分が、家族が、ウィルスに感染することへの恐怖もある。

今の世の中で快適に暮らすのであれば、今できないことはできないので諦めコロナ流行前から変わらない大切なことに重きを置き、ワクチンを打って感染対策を地味に続け、漠然とした恐怖から少しでも解放されるのが答えだと思っている。流行が終わるまではそういう暮らしを続けていきたい。

そう考えていると、自分にとって大切なものって色々あることに気づいた。一つは散歩。ただ当てもなく歩いて景色を眺めるのも楽しい。この建物は何なんだろう、ググってみると知識が広がる。道行く人がどんな人なのか考えてみるのも面白い。

勉強することも大切だ。コロナがあろうとなかろうと、身に着けたいことはいくらでも身に着けられる。老いてもうすぐ何も覚えられなくなるのだから、どんどん新しい分野を学んでいく(つもりになってる)。

そして文章を残していくの、案外面白いんだなと思った。このときの社会で自分が感じ、考えていたことを振り返るのは、後で読むのは自分にとっては面白いだろう。これもぼちぼちやっていこうかなと。

皆さん充実した生活送ってますか?
僕は本を読んで、原稿書いて、寝てました。あとコンビニでグミ買って食べました。今日やったのはこんくらいです。全然楽しくないです。



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