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聖菓 百千万十

封を開けると見た目小ぶりで素朴なお饅頭。
手にとった瞬間、芳醇なバターの香りが広がる。洋菓子にも似た皮から上品な甘みの白あんの調和がたまらなくおいしい。また一つと手に取ってしまう。
聖菓 百千万十を販売するお店「季のせ(ときのせ)」は福岡県粕屋郡宇美町にあり、今年町制施行100周年。そのキャッチフレーズ「見つめようこの百年、うみ出そう次の百年。」を踏襲して作られたお菓子だそうだ。
福岡のお土産として知られるお饅頭、職人はそれの開発にも携わったと聞いている。
これまでを見つめて、新しくうみ出されたこの饅頭から職人の菓子作りへの強い思いを感じた。

今回選んだお茶は、鹿児島県産の紅茶。温暖な気候が紅茶づくりに適していてすっきりと渋みが少ないのが特徴。国産の紅茶はやはり日本茶に似ているのか渋みが少なく海外の紅茶に比べると何杯も飲むことができる。

菓子 季のせ「聖菓 百千万十」https://www.tokinose.co.jp/
器 百田陶園 https://1616arita.jp/


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