西洋医学と東洋医学の違い「その2」
西洋医学と東洋医学の違いは、体の治し方にあります。例えば、工場に機械があったとします。その機械が、故障して止まってしまいました。止まってしまった原因は、ネジが外れてしまったことでした。ネジをはめたら、また動き出しました。
西洋医学の場合は、そのネジをはめて動き出せば治ったということになります。
東洋医学の場合は、なぜネジが外れたかを考えます。機械のネジは機械全体の振動が大きくて、その影響で外れた可能性があります。そうなると、またネジをはめてもまた外れてしまう可能性があります。よって、振動を抑えることを考えます。東洋医学では、機械を安定化させて、振動を抑えることにより、ネジが外れにくくなることで治ったと考えます。
要するに、即効性を求めて対処するのか、原因まで追究していくのか、それぞれ考え方の違いがあります。どちらにも利点がありますが、ライフスタイルに合わせて選んでいくことが大切となります。
以上が、西洋医学と東洋医学の違いになります。