遊戯王デッキ紹介:九頭龍大神
こんばんは。
いかがお過ごしですか。
ササニシキです。
そろそろ”ハリファイバー”のこと、忘れられましたか。
今回は、最近作ったデッキがいい感じなのでそれの紹介をしたいと思い、筆を取りました。
何かの参考になれば幸いです。
デッキの主役
ある日。
ギミックパペットを擦り倒す変態友人から、1枚のカードを紹介された。
こちらは、相手が特殊召喚を行ったら強制的にEXデッキのカードを墓地に送らないといけないカードというものです。
ふむふむ。
彼はもう1枚見せてきた。
ストラクチャーデッキの看板だったモンスター。
しかし今回は場には一切出ない。
悪用する効果は➂の効果。相手の効果で墓地に送られた場合に発動し、機械族の融合モンスターを特殊召喚していいというもの。 墓地に送られればいいので、どこからでもいいというのがポイント。因みに名称ターン1の制限はありません。
つまり、EXデッキから直接墓地に送られても反応します。
つまり都合よく、相手が龍大神を場に出してこっちが特殊召喚をすれば…
これは…
面白コンボだ!!!!!組もう!!!
(あとから何人かの先人がいるのは調べました)
これを実現させる為には・・・
何らかの方法で相手の場に龍大神を押し付ける
押し付けた後にモンスターを特殊召喚する。
これを「1ターン」で完遂する事が必要となります。うーん…大変じゃね?
それを叶えようとしたデッキレシピがこちら。
デッキレシピ
【P.U.N.K.】をメインに【相剣】がちょっと混ぜたデッキになりました。
ここからは、《龍大神》へのアクセス方法、狙いたいコンボの発動方法を解説していきます。
龍大神へのアクセス方法
龍大神を相手の場に出す方法として、今回は《邪竜星-ガイザー》を採用し、デッキから特殊召喚をした後、《転晶のコーディネラル》か《強制転移》によるコントロールを交換する方法を取りました。
②の効果を使い、《ガイザー》を破壊、➂の効果によりデッキから《龍大神》を特殊召喚が出来ます。
狙いたいコンボの発動方法
コンボを狙う為には、《転晶のコーディネラル》か《強制転移》を必要となりますが、いずれも相手の場にモンスターが必要となります。
後述しますが、このデッキは後攻を想定しているので、基本的には相手の場にモンスターはいる状態で手番を返してもらえるとは思いますが、特に《コーディネラル》は位置が重要ですので、必ずしも欲しい位置に置いてはくれないです。
そこで相手の場にトークンを用意する必要があります。
そこでお手軽に相手の場にトークンを置ける、そんな都合の良いカードが、
《ブラック・ガーデン》(以下、黒庭)です。
このカードがある状態で自分の場にモンスターを出せば、①の効果により相手の場にトークンが生まれます。トークンを生む位置はこちらが選べる裁定ですので、自然に《コーディネラル》のリンク先予定の位置にモンスターを配備する事が可能となります。
さらに《黒庭》を選んだもう一つの理由としては、②の効果による自分の場に特殊召喚出来る点です。植物族の攻撃力の合計となるので、最小でもプラントトークンである攻撃力800のモンスターが特殊召喚出来ます。この効果により《龍大神》のコンボ起動まで担う事が出来ます。
他にも《龍大神》のコンボを始動させる為に、P.U.N.K.による豊富な特殊召喚効果で起動させます。
起動したらあっという間に攻撃力4000が3体が並んで一気にゲームセット!
これを念頭にデッキを構築、プレイをしていきます。
コンボへの道筋
じゃあ、実際《ガイザー》と《コーディネラル》《黒庭》をどのように出すか。
それぞれのパーツをご紹介していきます。
・【相剣】
《ガイザー》を出すためのテーマとして割りきっています。
出す流れは以下の手順になります。
ここで手札に《黒庭》がある場合、かつ相手フィールドに破壊したいカードがない場合は、必ず3の手順後に貼ります。
これは《ガイザー》のシンクロ召喚から《黒庭》を反応させることで、《ガイザー》の破壊効果先の対象を作る事が出来るのと、《龍大神》の特殊召喚までにプラントトークンを1体に抑えられる為、あらかじめ墓地に送った《ナハタ》を特殊召喚する事が出来ます。
因みに、幻竜族で攻撃力800のモンスターが《ナハタ》しかないです(2022年8月現在)。
しかし、たまたまレベル4で特殊召喚効果を持っているので、後述の【P.U.N.K.】のレベル3チューナー達と合わせられる為、めちゃくちゃちょうど良かったです。
・【P.U.N.K.】
レベル3のサイキック族チューナーと豊富な特殊召喚により、貴重な通常召喚を前述の【相剣】に割く役割があります。
基本的には《コーディネラル》を特殊召喚だけで作れるようにするのが仕事となります。
手札次第ではありますが【P.U.N.K.】と《ナハタ》を組み合わせる事で、
レベル3P.U.N.K.+《ナハタ》でガイザーを、他P.U.N.K.2体で《コーディネラル》まで、全て担う事が可能となります。便利だ~~~
更にフィールド魔法《P.U.N.K.JAMエクストリーム・セッション》を使う事で、展開しながらドローでコンボに欲しいカードを探しに行けるので、最後まで諦めない心 is 大事。
・【/バスター】
《サイキック・リフレクター》によるレベル5~9のシンクロモンスターを出せるギミック。
一応、効果モンスター2体になるので、ここでも《コーディネラル》を作り出せます。
《サイキック・リフレクター》もサイキック族なので、【P.U.N.K.】のチューナー同様、《緊急テレポート》が使えます。
また、このギミックでは《バスター・ビースト》を素引きしてしまっても、最悪【P.U.N.K.】達のレベル3チューナー特殊召喚+《バスター・ビースト》でも《ガイザー》を作り出す事が出来るのもこのギミックを採用した理由となります。
実際の戦い方
後攻を選択します。実際遊戯王は先攻取られたがるので、大丈夫でしょう。
私と会ったら後攻を選択しないで下さい。
【相剣】の《泰阿》に通常召喚を割きたいので、出来る限り通常召喚を消費せずに展開をしていきます。
また、初手に《ナハタ》がいる場合は反射で出します。後は手札次第で出来る限り展開をして《エクストリーム・セッション》のドローなどで探しながら最終盤面、リーサルまでを目指します。
以下、ちょっと紹介したい小技カード。
《一撃必殺!居合いドロー》
このカードは後攻を選択する上でかなり良い仕事をしてくれるカードです。
ごちゃごちゃ書いてありますが、要はこれの効果で《居合いドロー》を引いたら大体勝つって書いてあると思って下さい。
このデッキでの活躍はそこではなく、《居合いドロー》を引かなかった時の処理。
自分の墓地のカードを選んでデッキに戻す事が出来るのですが、これを発動する際の手札コストのカードも戻せるんですね。
つまり、各ギミックで引きたくないカード《泰阿》と《バスター・モード》を初手で引いてしまっていたとしても、これによりデッキに戻せるんです。これほんとに偉い。
《三戦の才》
昨今の遊戯王は基本的にモンスターの効果での妨害がはびこる時代。止めてきたところをこのカードでちょっとこじらせるような使い方。
それとこのデッキは、コンボを完遂した後手札が大体2,3枚と心許ない感じになります。
その手札をこのカードで回復させることが出来るというわけ。
以上の2つの役割がある為採用しています。
終わりに
くっっっっっそ長くなってしまった。
これを読んでいるということは、きっちり読んでくれた素敵な読者様ですね。
丁寧に書きすぎたかもしれないので冗長に感じてしまわれた方はごめんなさい。冗長だと思った人はここまで読んでいないと思いますが。
デッキ名は、《サイバー・エンド・ドラゴン》が3体で頭が9個になるので、"九頭龍"という名前にし、後ろに《龍大神》の名をつけたら中二病っぽくていいじゃん!って感じです。
ここまで解説さすな!!!!!
感想、改善案、ミス、おすすめの献立とかありましたら私のTwitter(@ochagakari)に連絡いただけると助かります。
追記:記事のデッキが動画になりました。
実際の動きとかも見れると思いますのでよろしければ・・・
https://youtu.be/vtuFGNpwAJ0
また気が向いたら書きます。
では。