kintone hiveへの道 コミュニティ編
自分がkintone hiveに登壇するまでのお話、その3です。
前回の記事はこちら。
コミュニティが一杯!
はじめてkintone hiveに参加したときのもう一つの収穫は、「コミュニティに入るきっかけを得たこと」でした。
とはいえ、実は、hiveに参加する前に、コミュニティの存在は知っており、一つ入っていたんです。
殆どの方は馴染みはないと思いますが、行政職員を対象としたコミュニティです。初めてkintoneユーザーアカウントをもらったときに、一緒にメールが来たんだったかな?
当時はクロースドとは言えど、本名を出すのに抵抗がありましたし、何より、「ここって、業務中に書き込む場所なの?それとも、業務時間外の自己啓発の場所なの?」と何ともはっきりせず、余り馴染めなかったんですw
コミュニティデビュー
kintone hiveで配布されてたコミュニティの案内を元に、最初に参加したコミュニティは実はここでした。
地域密着型のコミュニティ。勇気を出して入ってみたんですが、余り活発には動いてない感じでした(管理人さんすいません^^;)。
でも、幅広い分野の方が参加されてるんだなってことがわかりました。
kintoneのアプリの企画がスタート
当時の自分の仕事を一言で表すと、「保健所のコロナの部署のバックオフィス」でした。
正直、kintoneを触った最初の感想は、「こりゃ、メインに据えるのは無理だな。ただ、情報共有には使えそうだから、何かの役には立つかなぁ」という感じでした。なんせ、それまで使ってたのはAccessだったので、自分個人の目線で言えば、機能が少なすぎたんです。
しかし、職場には、別ルートから「kintoneは紙管理やExcel管理を置き換えてくれる!」っていう「夢のような話」が職場に入ってきておりまして、自分の感想とは関わりなく、「とりあえずkintoneで作ってみよう!」ということになりました。
自分としても「できないこと」を知ってもらうのに「たたき台のアプリ」を作るのは有効と思ったので作成開始。幸いに、Accessなんかは昔から独学で使ってましたので、何となくデータベース的な思考はあるため、特に困ることなくアプリは完成しました。
これがどんなアプリだったかは、hiveの記事の通り。自分の当初の予想どおり、評価は惨憺たるものでした。
しかし企画は倒れない……
自分としては「なにか別の方法探しません?」だったんですが、事態が許してはくれませんでした。そう、コロナの波が来始めたんです。波は以前より高く、みんな「紙管理は無理!」と思い始めます。そんな中、問題だらけとはいえ、動いていた案は「kintone化」だけだった訳です。「kintone化を進める」か「諦めて、大量の応援職員と共に書類と格闘するか」という究極の2択になっちゃったんです。
後者は絶対嫌だったし、「kintoneやってみたけど、結局だめだったよね」
みたいな評価が自分について、何よりDXと真逆の状態になるのは何としても回避したかった。というわけで、現状の打破のために「kintoneの能力の底上げ」としての「カスタマイズ」に挑戦しようと決意することになります。
kintone devCampとの出会い
自分はJavaScriptは全く触ったことがありません。本を読んでもしっくりこない。かと言って、習い事するには時間的余裕がなさすぎる……
まぁまぁ詰んだ状況だったんですが、幸い自分には子供の頃からBASICに親しんだ過去がありました。そのおかげで、サンプルコードを見れれば、何となく意味が分かるし、再利用できそうな感触はありました。そこで、ネットを色々検索したり、逆引き系の参考書を読み込むことにしました。
そんな中すごく手助けになったサイトたち
Hazime Styleへようこそ!
https://hazime-style.com/
お二人共、大変お世話になりました。
ある意味「アウトプット」の偉大さを感じた瞬間です。
そしてついに……
この2つに出会うこととなります。
自分的に、すごく居心地が良くて、「学び」と「心理的安全性」を得られる場所として、すっかり居着かせていただいております。職場の一人情シスとかだと、kintoneの話をしてもキャッチボールにならないんですよね~。
自分自身も、誰かのプラスになれるよう、精進したいものです。
そして、学びつつ、少しでも誰かの参考に……
kintone user community
https://kincom.cybozu.co.jp/
頂いてばっかりじゃ申し訳ないし、自分のできることで誰かにおすそ分け&自らのスキルアップって感じで、キンコミにもちょくちょく参加してます。
自分に合ったコミュニティライフを!
他にもkintoneには沢山のコミュニティがあります。自分は、他のサービスってそんなに詳しくないですが、こんなにコミュニティが盛んで、社としても力を入れてるのって、そうはないんじゃないかと思います。
海外で同じ展開が可能かは不明ですが、少なくとも日本では、ユーザーにとってものすごく恵まれた環境なんじゃないかと思います。
もし、この記事を読んで、まだコミュニティ未体験の方がいらっしゃいましたら、是非勇気を出して飛び込んでみてください。もっと気軽にって方は、Twitterで検索すれば、色んな人のつぶやきがあります。ツボに入ったつぶやきがあれば、ぜひリプライを♪