土俵とオタクになる帰結
Skebの最低金額を下げられることを知ったのでとりあえず下げた。具体的に言うとおいしいお菓子ふたつ分ぐらいで依頼を送れるようになった。比較的お手軽になったのではないだろうか。
正直Skebの依頼はまあ来ないだろうとは思っている(いつも自分が見たい絵を描いているので、需要があまり無さそう)が、それはそれとしてなにかを募集し始めた時のワクワク感はやめられないのだなあ。宝くじを夢想するのと同じような気持ちでいる。
自分のメンタルマネジメントとして、「なるべく人と比較しやすい土俵に立たない」というものがある。まあ絵を描いていると否が応でも評価の差が見えてくるものだが、SNSの評価は実際の「良さ」だけでなく運やら掲載方法やらジャンルやらの他の要素も強く絡む。言ってしまえば、あまり参考にならないのだ。どれだけ絵がうまくても、マイナージャンルではそもそも目に留まらないことすらあるのだからね。音楽とか動画でも似たようなことは起こるし。
それに、絵は人によってめちゃくちゃ違ってくる。基本的に「自分の絵は自分しか描けず、他人の絵は他人しか描けない」と思っている。雰囲気を寄せるとかなら出来るかもだけど。
だから同じような土俵って意外とないような気もするんだよな。このマネジメントが生きるのはゲームとかかもしれない。実際、対戦するタイプのゲームはあまりやらない方だし。
今まで生きた中で好きなジャンルがさまざまあっても、ファンアートを描くのはマイナージャンルが多かった気がする(ものによるが)。これは前述したメンタルマネジメントも関わるが、何より「マイナージャンルだと供給が少なく、自分が見たいと思ったものが作られている確率が低い」からだと思う。ん?TRPGの絵を描くのも……もしかして供給が自分しか居ないからなのでは…………?
メンタルの安定のためだのなんだのと言ったが、これは必然だったのかもしれない。
“性”か…………