Treg誘導の罠

鹿先生の動画があまりにも見られてないのはどうしてだろう。
あんなにも理路整然とデータと資料を出して話してくれる医師がメディアにいるだろうか。
一部の結論に対する解釈は異なる医師もいるみたいだけど大筋においては反論もない。
(でもBCGでは免疫訓練はされても"抗体"は誘導されないと思います先生…)(別の動画の話)

①効果に関する1/8の見解。


②Tregの続き。何故この仕組みが周知されてないかについての言及。


③The BNT162b2 mRNA vaccine against SARS-CoV-2 reprograms both adaptive and innate immune responses
SARS-CoV-2に対するBNT162b2mRNAワクチンは、適応免疫応答と自然免疫応答の両方を再プログラムします

④A noninflammatory mRNA vaccine for treatment of experimental autoimmune encephalomyelitis
非炎症性mRNAワクチンによる治療法の開発 実験的自己免疫性脳脊髄炎

③では結論に
・Treg誘導による免疫抑制で炎症が抑えられる。感染時の免疫による過剰な炎症反応は死亡の要因(なので重症化を抑止できる)
・一方、感染抑止効果を減弱させる可能性がある
のようなことが記載されている。
現実にδでは接種後半年~で中和抗体生産量が減ってきた後に接種者の感染率は2~2.5倍となり、逆に重症化抑止は高齢者で約5倍となっている。(イギリス、デンマーク等)

イギリス2022年度初週報告より
https://assets.publishing.service.gov.uk/government/uploads/system/uploads/attachment_data/file/1045329/Vaccine_surveillance_report_week_1_2022.pdf

しかも、οに至ってはよりはっきりとvaccine effectがマイナスの結果になっている。以下のnoteでまとめた通り。

④では実験によってTregが最も誘導されていることが書かれている。

中和抗体が効かないということはより感染が進みやすい。仮に免疫抑制が効いていても無自覚無症状でウイルスが増殖することになり、炎症を伴わない組織破壊が進む恐れはないだろうか。Tregは細胞性免疫を抑制するのでその働きが悪い高齢者ほど癌や神経疾患などの影響が出るのでは?

癌化した細胞は健康な人でも毎日5000個程度できている。癌として腫瘍化しないのは自然免疫(マクロファージ、NK、樹状細胞)や細胞性免疫(各種T、B細胞など)がこれを日々排除してくれているからというのは少し調べれば分かるが、Tregを過剰に誘導し細胞性免疫を抑制し続けるとどうなるのか…

免疫抑制細胞=制御性T細胞(Treg)

一つ謎が残っている。④では非炎症性mRNAワクチンを作って行った実験が記載されているがコロナウイルスmRNAワクチンでは激しい炎症を起こしている。脂質ナノ粒子(LNP)のレシピによる差なのか、それ以外のアジュバントがあるのか。


ファイザー資料を75年かけて公開するというふざけたFDAの対応に対してPublic Health and Medical Professionals for Transparencyが訴訟を起こして2022年中に全編公開するようにと裁判所命令が下りたらしいんだけど、情報がほとんど無い。判決文が置かれてるとされたURL先も削除されている…
今日みたらリンク先復活してた。


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