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維新が大阪以外で「公認首長」を獲得する難しさ... 〜過去の首長選結果から分析〜+どうなる京都市長選?(コラム)

 11月12日投開票の八幡市長選挙では、日本維新の会が牙城大阪以外で初の「公認市長」を誕生させることができるのかについて注目が集まったが、結果敗退となった。各マスコミ等は後日、維新の党勢拡大について限界が見えてきたと言えるという趣旨の記事を配信した。

日経新聞:維新、全国政党へ限界露呈 最年少女性に八幡市長選敗北

読売新聞:維新頭打ち、本拠地・大阪周辺の首長選で相次ぎ落選…万博建設費用増額でイメージダウン要因か

 確かに、後述するが大阪以外の公認首長選挙で勝利したのは2回(奈良県知事選、河合町長選)であり、市区町村長選では河合町のみだ。確かに政党支持率の下落や万博に関するネガティブ報道、相次ぐ不祥事等、要因としては数多考えられるが、果たして今回の八幡市長選は(維新公認が敗退したのは事実であるが)得票数等客観的に分析しても「党勢退潮傾向」にあるのだろうか。

 今回は、八幡市長選挙に加え日本維新の会が過去に挑んだ首長選挙の結果等をもとに、選挙戦を振り返りながらなぜ維新が勝てないのか、そもそもの首長選挙の難しさについて分析・解説していく。

また、おまけとして来年2月に予定される京都市長選挙に関する情報等もお伝えする。

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