THE DEATH
ねぇみんな。死神って知ってるわよね?
あ、卍解するアレじゃないわよ。(懐かしいw)
本物の。死神、って呼ばれてる役目の存在。呼び方も概念もマチマチだけどさ。御使いとか悪魔とか堕天使とか疫神とか。
私さ、一回会った事あるのよ←
一回見逃されてるのね。次会う時はまぁ、終わるんだろうけど。、、、まぁ構わんけどw
昔々の大昔w母(当時はまだ存命)がはっちゃけて買った家が「出る」家で。家っていうか土地の問題だったんだけど。まぁそれはまた追々w
母本人はなんともないの。何故か私のとこに全集中しちゃってたんだわね。お蔭でもうノイローゼみたいになったわよ。社会人なりたてで、とんでもブラック企業を引き当てたストレスも相まってね。(それもまた別に書くかもw)
当時私零感wで、霊的なもんはサッパリ←
見えないし聞こえないもんを居るとか居ないとか話す事自体ナンセンスみたいな?ネタ的には面白いけど、まぁないよねwみたいな感じで。
まぁ~、引っ越し初日から色々出るわ出るわ。初めて視たのよ。自分の目で。人じゃないモノを。視えちゃったらそりゃもう信じるとか信じないの話じゃなくなるわさw
でまぁ、眠れないし、仕事もきついし、どんどん生気は減る。SAN値ゴリゴリ削られたわww
そんな感じでもう疲弊しまくってたある夜。
もうその頃には「慣れた」レベルになってた金縛り。「あー、何回目だっけ?」とかボーっと考えてた。けど、ちょっと違ったのは、
足元の壁に黒い穴が空いてた←
真っ暗な中でも更に黒くて、存在感MAX。その穴の中は渦巻いてて、暫く視てたら闇の中でも更に更に濃い、黒い人影が視えた。
黒い帽子に黒いスーツで、男性的な影。顔は真っ黒で表情なんて分からなかった。でもはっきり感じた事が一つ。
殺気←
殺意、なんて人間的なものじゃないのよ。
純粋な、はっきりした、
殺気。
感情的なものは何もなくて、ただ「あ、これ死ぬな」って、こちらが思うだけ。
そう認識した瞬間、私の体は一気に穴の方へ吸い込まれそうになったの。必死にベッドにしがみついてたけど、もう本当に凄い吸引力w
正にDieソン←
抵抗しながらふと思ったのよ。
ずっと死にたいと思ってたのに、何で自分は抵抗してんの?って。
死にたいなら黙って吸い込まれればいいのにさ。
その時、私は自分が本当は死にたくないんだ、って気付いた。死にたいんじゃなくて、苦しみたくないだけなんだって。
そりゃそうよ。苦しくないなら生きていたいわよ。生きてりゃたまに、楽しい事だって嬉しい事だってあるもの。暖かいとか柔らかいとか美味しいとかも、肉体があれば感じられるしさ。
でもそんなん考えられないくらい追い詰められてたの。たまの楽しみなんてどうでもいいから楽にしてくれ、ってさ。
そんな感情が呼んじゃったのよねきっと。彼?をさ。
生きたいんだって気付いたら、もうなりふり構わず超抵抗してた。声なんて実際は出てなかったんだけど、自分史上最大級に叫んでた。
そしたら吸い込む力が弱まって。私は色んなものに捕まりながら、部屋から逃げた。
廊下に出て、床に倒れこんだら、目の前に母親が立ってた。
懐中電灯じゃなくてランタン持ってたわね。うちにランタンなんてないはずなのに。だからきっと、本物の母親じゃなかったのね。でも見た目は母親。
「もう大丈夫」
って言われて、私は気絶した。
気付いたら朝で、私はベッドに居たわ。あんなにはっきり感じてた事が全て夢だったみたいに。
起きてリビングに行ったら本物の母親が居て、コーヒーくれた。
母「顔色悪いけど大丈夫なの?」
私「あぁ、うん。大丈夫。」
母「仕事休みな。」
私「え、いや、大丈b、、、」
母「体調悪い時は無理しないのが一番」
私「はい、、、」
結局私は仕事休んだわ。
母親ね。夢見たんだって。
私が棺桶に入ってる夢←
何しても起きなくて。生きてはいるみたいだけど、このままにしたら死んじゃうんじゃないかって。必死に声かけてたって。
私を助けに来たのは母親本人じゃないけど、母親の心も関係してたのかもね。そんで神様だか何かがお手伝いして助けに来てくれたのかも。
、、、そんな体験してるのに、今また私、死にたくなってるわw上手くいかないもんねww
あの時とは違う理由だけど。
お金ないし、家族居ないし、生き続けるのハードル高いw
結婚は一度失敗してるからもうしたくないしね。まぁ「子無しで良かったわ~」って思える程度の離婚だったけど。
今なら死神に迎えに来て欲しい、なんて思ってるレベルなんだけど、そう思ってると来てくんないのよねww
本当。上手くいかないもんね~。
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