Kinesis Freestyle Edgeの使用感レビュー
左右分離型のキーボードKinesis Freestyle Edgeを使用しはじめて4ヶ月ほど経ちました。使い勝手にもだいぶ慣れてきたので使用感をまとめたいと思います。
Kinesis Freestyle Edgeの特徴
詳しくは調べてもらうとして、大前提となる部分だけをご紹介します。
・キーボードが2つに分かれている左右分離型のキーボード
・ゲーミングキーボードに分類されるが、派手な装飾もなくキー配列も特殊なことはないため、ビジネス用途でも問題なく使える
・JIS配列はなくUS配列のみ
・Windows配列のみ
・矢印キー、Fキーあり
・Cherry MXの赤軸・青軸・銀軸が選択可能(今回購入したのは赤軸)
・キーのリマップができる
・価格は2万円台
購入前の懸念点
・Macで利用するが問題なく使えるか
・これまでJIS配列でやってきたがUS配列でも大丈夫だろうか
(主に英かな切り替えと記号の配置が心配)
・そもそも分離型って使いやすいのか
購入して良かったところ
・左右分離は基本的に問題なく使えた。ただ、片手だけで入力したいときには不便。
・打ち心地は良い。これまでHHKB Lite for Macを使っていたが、慣れるとやはりこちらの方が気持ちいい。
・肩こりが解消してきているが、これの影響か同時期に導入した椅子の影響か肩グルグル体操の影響かは分からない。
・キーリマップのおかげでMacでの利用に特別な問題はない。リマップの設定を複数保持できるが、仕事でしか使わないため1つの設定で十分。
・青く光るLEDはONにするときちょっとテンションがあがる。
・キーボードの間に飲み物を置けるので、マウスを触っているときに倒す心配がない。他にもスマホとかちょっとしたものを置けて便利。
購入しての不満点
・JISからUSへの配置変更はまだまだ慣れが必要。JISがあるならそっちが良かった…。英かな切り替えは「英かな」アプリを使ってCapsキーとShifキーの単独押しに割り当てています。なお、CapsキーはリマップでCommandキーとして使用。
・オプションのリフトキットが不安定。高さ調節が3段階できるのは良いが、もっと安定する仕組みにして欲しかった。
・マクロを登録できるキーがあるが、ホームポジションから遠いので使いづらい。普通にショートカットキー使うほうが楽なので使ってない。
総合評価
メカニカルな左右分離キーボードという時点で選択肢が少なく、その中において標準に近いキー配列であるという点は高く評価できると思います。少なくとも、そこを期待して購入する場合においては失敗しないかと。人によっては現時点で最適解の1つになりうるキーボードです。
しかし値段がそれなりにする製品なので、キーボードに拘りがない人に薦めるものではないですね。キーボードの購入を検討していて、分離型が気になっている人に候補として教えてあげる、そしてその人自身が魅力を感じたら購入してもいいのではないか、そんな塩梅です。