Amazia(4424)の決算勝手にレビュー
Amazia(4424)の決算レビューをしてみたいと思います。以前から注目している成長企業で僕は勝手に漫画界のネットフリックスと呼んでいます。そのAmazia(4424)が11/12(金)に9月期決算があったので勝手にレビューしたいと思います。
■過去2年の株価チャート
2020年の前半に爆上したこともありその後大きく反落しています。そして前回の決算が悪かったことを受けて大きく値を下げ続けています。
■会社概要
無料モデルの漫画アプリ『マンガBANG!』運営。男性向けに強み。一部課金、広告で稼ぐビジネスモデルです。 売上高80億。時価総額は85億円です。
■売上推移
毎年のように新サービスをリリースして売上を急成長させていますが、昨年からその成長にストップがかかっている印象です。
■決算資料から9月業績サマリー
本業での儲けを示す営業利益が昨年のプラス3.2億からマイナス1.2億と赤字に転落してしまいました。 書いてある通り海賊版サイトの影響やIOSのルール変更により広告収益が減少したことが大きいと推測できます。
そこで短期的な利益よりもユーザー獲得を優先して広告宣伝費を強化しています。
■今後の成長戦略
①オリジナル作品+配信作品のラインナップ拡充 ⓶広告収益の最適化 ⓷オリジナル作品の制作強化 ④海外サービスの展開
などが挙げられていました。しかしこのあたりの話は以前から大きく変わるものではなく少し苦しい印象です。新サービスを成長させられるかどうかが鍵になりそうです。
今回の決算を受けてマイナス7%以上の強い下げになってしまいました。 ますます投資家の期待が萎んでいるのが現状のようです。
僕は株価が200円前後の時に購入しているので今かなりマイナスです。
とは言っても電子書籍が成長市場であることには変わりありません。そして海賊版の駆逐も順調に進んでいます。
長期戦になるのを覚悟で気長に待ちたいと思います。