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【全文無料】CL愛知2022完走!ドガスダイナダイケンキ~DDD~

みなさんはじめまして!ポケモンカード専門店OceanのURAと申します。今回はCL愛知2022にて使用し完走した"DDD"ことドガスダイナダイケンキについてのお問い合わせが多数ございましたのでメモついでにnoteにて公開させて頂きたいと思います。明日から新環境に何かの参考になれば幸いです。


画像1【デッキコード】nLPNN9-xSQp3X-ngngQL

このデッキは1月に行われたシティリーグ長崎にて優勝したドガスダイナから生まれたものです。一緒に調整して優勝したBUさんの記事も貼っておきますのでよければご一読ください。https://note.com/tatihusa/n/nbe12ec56dc73

Cレギュが落ちる前からドガスダイナが好きでずっと使い続けていました。今回のCL愛知のデッキを決める際にもいくつか候補はあったのですが最終的には”練度”と”情”でこのデッキで参加することに決めました。

CL愛知でのメタゲームはざっくりですがこのようになると予想しておりました。

Tier1

ミュウVMAX、アルセウス単

Tier2

WTB、れんげきウーラオス、アルセウスジュラルドン、はくばアルセウス

Tier3

ダイケンキ、れんげきインテレオン、ミルタンク系

ミュウが人気なことは変わらないのであれば弱点で簡単にゲームを進められて、ミュウVMAXにワンパンされないムゲンダイナはまだ戦える余地があると思っていました。ダメカンが乗っていることが前提ですが2エネアタッカーのダイケンキとダークパッチの再録はこのデッキを更に強化したと思っております。その中で従来のクラハン鉱山ドガスをどれだけ残せるかが調整過程でかなり悩みましたが以下に採用理由を述べていきたいと思います。

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ムゲンダイナV 3

4積みしていた枠を1枠削りました。理由はダイケンキが同じ2エネアタッカーとしても優秀なためです。対ミュウで先攻1ターン目に手張りしたいため最低でも3枚は欲しいとの理由です。

ムゲンダイナVMAX 3

使っても2枚のため、サイド落ち考慮して3枚の採用。ハイパーボールのおかげで確定サーチできることも大きい。

クロバットV 4

ドロソ兼トレッドエンドの打点アップ源。最大枚数の採用。

ドガース 3

ガラルマタドガスを2体使用する場面が多いため、サイド落ち考慮の3枚採用。後1かくせいの確率を上げるために4枚にしたいがダイケンキも採用したいため3。

ガラルマタドガス 3

2体は立てたいのでサイド落ち考慮の3枚採用。

ダイケンキV 2

新たに得た2エネアタッカー。ガラルファイヤーVが今まで担っていた枠ではあるが進化後の耐久値やVSTARパワーの強さからこちらを採用。1ゲームに1体立てれたらいいのでサイド落ちを考慮して2枚採用。

ダイケンキVSTAR 2

上記のダイケンキVと同様の理由で2枚採用。

ジグザグマ 2

アルセウスVSTARがHP280なのでトレッドエンド270+かんしゃくヘッドで倒せるので1枚だけ採用してたが、ダイケンキの技の兼ね合いとアルセウス単が多いと予想して2枚採用。また、ジメレオンがHP90のためバッドポイズン40×2+かんしゃくヘッドで倒す等。

クイックボール 4

クロバットV、ドガース、ムゲンダイナV、ダイケンキVなど欲しいカードはたくさんある。文句なしの4枚採用。

ハイパーボール 3

ダイケンキVSTARもムゲンダイナVMAX、ガラルマタドガスも持ってこれる。3枚で困ったことはなかった。

クラッシュハンマー 3

以前まで4枚採用していたがダイケンキを採用する過程でどうしても減らさなければならなくなった枠。ゲーム中に1度でも表が出るだけで戦いやすくなる+4枚だと先手を取った時にだぶついてた問題が少しは緩和されたが諸説あり。

ダークパッチ 1

今まではガラルファイヤーV+エネルギーつけかえorキバナのみだったエネ加速を1枚で解決。2枚採用からスタートだったがアタッカーのエネ要求値も低いため1枚のみの採用。

ポケモンいれかえ 1

後攻1ターン目に、かくせいする確率を上げるため採用。相手のバトルポケモンをベンチに下げたくないときもあるためあなぬけのヒモと分散させた。

あなぬけのヒモ 2

相手のバトル場のアタッカーを退場させて、エネのついてないポケモンを縛ることができたりするので2枚採用。ボスの指令を削っているのでヒモを厚めに採用。

こだわりベルト 1

アルセウス単が増えたことにより採用。280HPをワンパンする構築ではあったが大きなお守りがついても倒せるように採用。同じ役割をダイケンキVSTARのザンゲツスターでも行えるため1枚のみの採用。増やせるなら増やしたい枠。

博士の研究 3

進化ラインが増えて簡単にトラッシュできな手札の状況が増えたので3枚の採用にとどめることに。本当は4枚入れたいがダイケンキ達の枠の捻出のためにも致し方ない採用枚数。

マリィ 3

相手の手札に干渉+妨害は強力。

ボスの司令 3

本当は4枚採用したい枠。ダイケンキ達の枠の捻出のために1枚だけ削って3枚の採用。相手の逃げられなさそうなポケモンを呼んでからのガラル鉱山+マタドガスと相性も◎

セイボリー 1

以前まではネズを採用していたが今までよりも盤面をフル展開して作っていくデッキが増えたので妨害+縦引きドローの追加として採用。ミュウに対しても再序盤でなければ相手はたねポケモンを圧縮してるケースが多いためフュージョンシステムのドローを減らせるのでかなり好感触。自分が打たれて嫌なカードは打ったらだいたい強い。

ガラル鉱山 3

かがくへんかガスでとくせいを止めながら、逃げエネを増やすことで、ポケモンいれかえが少ないデッキ(うらこうさく系統)には特に効果的に働く。

悪エネルギー 6

ハイド悪エネルギー4

1ターン目に手張りしたいため合計10枚採用。ガラル鉱山があっても逃げられるようにハイド悪エネは最大枚数採用。

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一般的には”ドガスとダイナ”だったり”ダイケンキとドガス”などは見かけることはあったと思います。今回なぜそれらを組み合わせるに至ったかというとシンプルに「ドガスダイナでVSTARパワーを使いたかったから」というものがありました(笑)もともと強いデッキにVSTARパワーが加わったら強いでしょというノリから始まった調整でした。しかし、環境にアルセウス単が増えていくにつれてザンゲツスターの40点が非常に噛み合い始めたのもこのデッキを握る後押しになりました。(アルセウスVSTARのHP280+大きなお守り30=310をドレッドエンド270+ザンゲツ40でワンパン)

もう一つこのデッキを握る後押しをしてくれたのは直前の大会でミュウVMAXが勝ちまくってくれたことです。このデッキでミュウに対してはかなりの勝率を叩き出せると思ってます。会場にウッウロボを持っている人が何人くらい集まるのかと考えるとシェア率はあまり高くない可能性も一瞬考えましたがそもそもロボなしでもミュウVMAXの自力が高すぎて握るプレイヤーは多いと思って望んだら正にその通りでした。

ミュウVMAXに強い理由が弱点をついて簡単に倒せるという点もありますが、『ムゲンダイナVMAXのHPが340』という点が一番大きな要因だと考えています。つまりミュウ側にワンパンされにくいという点です。

ミュウ側からするとテクノバスター+タブレット4+こだわりベルトでようやく360点が出せます。これを実現するのはかなりの確率で難しいので概ねムゲンダイナVMAXを相手にする際は2ターン掛かってしまいます。(メロディアスエコー280を出される状況ならそもそも負けてるので考慮しない…)

ミュウ側の理想の勝ち筋の2-2-2プランを崩せる事は実際にその場面に出くわしてみると大きなことだと実感できると思います。

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CL愛知2022 6-3完走

使用: ドガスダイナダイケンキ

1. ミュウVMAX 後攻 〇

2. ルカリオミルタンク 後攻 〇

3. ミュウVMAX 後攻 〇

4. ミュウVMAX 後攻 〇

5. れんげきウーラオス 先攻 ✕

6. リーフィアVMAX 後攻 〇

7. アルセウスカラマネロ 先攻 ✕

8. アルセウス単 後攻 〇

9. ミュウVMAX 後攻 ✕

最終順位 108位

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何とか完走はできましたが私のミスプレイが目立つ場面も多かったです。5と7戦目に関してはジグザグマに手張りするしかない状況だったのもありましたので仕方ない部分も…しっかりプレイできていれば32位やトーナメントも狙えそうなデッキポテンシャルだっただけに活かせなかったのは残念ですが、直前までデッキ調整や練習に付き合ってくれたBUさんをはじめ沖縄の皆さんには感謝の気持ちでいっぱいです。またリベンジできる機会がありましたらその際は今回よりもいい成績が残せるように頑張りたいと思います。

定期的にOceanとしてもこのようなnoteも書いていけたらなと思いますので今後ともよろしくお願いいたします。

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