自己隔離ブギ
自己隔離ブギ
ちまたで流行る怪しげな vaporwave
世をちゃかしているのか世を憐れんでいるのか
雄々しく生きる応援歌なのか
ハッキリ言って80年代のJpop に愛着をもったアメリカンサウンド
たとえば「ぬいぐるみクレヨン」とかいう別名
Chris Bruegemanの『コロナウィルス』
収録曲のなんとまあ世間を揶揄したようなタイトルたち
Covid - 19 Theme
W U H A N
Toilet Paper
Self - Isolation Boogie
Everything Is Closed, Go Home
Quarantine or die, scrum
We’re all gonna die someday
ヴェイパーウェイヴ(Vaporwave)は、2010年代初頭に突如としてWeb上の音楽コミュニティから生まれた音楽ジャンル
過去に大量生産されて忘れ去られた人工物や技術への郷愁
消費資本主義や大衆文化、ヤッピー文化、ニューエイジへの
痛烈な批判的精神や風刺
音的には、伸び切ったカセットテープで聞くような音はいっていることもあり
微かに入るヴォーカルは日本語でオドロオドロしい亡霊のうめき声のよう
極端にピッチを落とした上で
半拍ずらしてミックスする手法
yatcha john s. 「自己隔離ブギ」