
影の耳が聴いた、光の指が奏でた
「影の耳が聴いた、光の指が奏でた」
影が光を追いかけるように
世界は舞台となり、
昼が夜へと移り変わる。
けれど音楽は決して消えない。
夜、君が私に触れるとき
街の輪郭が揺らぎ、
夏が空を満たす。
その瞬間、君は静かに向き直り、
ただひと言—— 大丈夫
直感が脈打ち、
感応が溶け合い、
触れ合いは境界を越え、
溶け込み、融合し、歓喜が充満する。
そして世界はまた生まれる。
音楽のように、
光のように、
夜が明けるように。
music:Seven Cities
by Solar Stoneの意訳詩