【グリップヘッド】続・センチュリースタンドが固定しない問題【スラストベアリングのススメ】
こんにちは。
今回は3年くらい前に書いた記事の続きです。
さらに良い方法を見つけたのでそれを書こうかと思います。
↓その前回のnoteがこちら
前の内容としては、
中華製の安物グリップヘッドだとちゃんと固定されずに動いちゃう。
だけどスペーサーをアベンジャーと同じものに変えたらバッチリだった!
と言う内容でした。
先に結論を書くと、やっぱりアベンジャーのグリップヘッドは最高!
と言う事です。
ではいってみましょう。
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<ある日、気がついた>
ある日、大好きアベンジャーのグリップヘッドをバラしてみました。
ここであることに気がつく
なんと、ワッシャーの下、
ヘッドと取っ手の間にベアリングが入ってる!
まじか、いままで全然気が付かなかった!
チラ見えでなんか変なワッシャーが入ってるなー。
なんて思ってましたが、、、
もっとよく見ろ、俺。
アベンジャーの程よいトルク感と締め心地の秘密は
例のオレンジ色のスペーサーとこのベアリングにあったのか!
….ってことは、他のはどうなの?
<他メーカーもバラしてみよう>
まずはセンチュリースタンド業界で
アベンジャーと並んで二大メーカーのマシューズ
マシューズはベアリング入ってない
次にいきましょう。
面倒なんで一気にいきます。
銀一のヘッド↓ ベアリングなし
NEEWERのヘッド↓ ベアリングなし
うちに転がってた古いアベンジャーのヘッド↓ ベアリングなし
なるほど、ベアリングが入ってるのはアベンジャーだけみたい。
と言うことはベアリングを入れちゃえば良い感じになるのでは?
とアホな自分は考えました。
しかしそんな都合よくここにハマるベアリングなんてあるのか??
なんと、ありました!
<これを入れろ(結論)>
はい、結論です。
これです。
これをワッシャー代わりに入れれば良いのです。
呼び名は色々あるけれど
「スラストベアリング」と言われるものです。
スラスト軸受とかベアリングワッシャーとかも言われてるっぽいけど。
おう!すごい!
なめらかにガチ締めできる!!素敵!
もう一回言おう
しっかり締め込めて固着もしない。けど緩むこともない!最高!
これなら中華製の安物でも使えるようになる!
今回、どのグリップヘッドの軸ネジもM8だったので
内径8mm、外径19mmのものを採用。
スラストベアリング自体は色々なサイズや種類があるので
自分の使いたいサイズを探してみると良いかも。
ベアリングが針コロ以外に当然ボール状の小さいものもある。
あと、こう言う細かいところに潤滑油を入れたい時は
ペン型がおすすめ!QOL爆上がり。
一家に一本の必需品です。
<注意点>
ただ、注意しないといけないのが
みてわかる通り。ベアリングを入れるので
板のワッシャーに比べたら厚みが出ます。
2mmとか4mmとか。
なので装着するネジ長に十分な余裕がある事が前提です。
そこだけはちゃんと気にしましょう。
あと、ベアリング自体の強度は正直わかんない。
けど、今まで使ってて割れたりとかはないので問題ないっぽい。
本来の用途はいまいちわかってないけど
どうやら工業用っぽいので大丈夫じゃないかな?
それでも心配な人はやらない方が良いかも。
<こうなったら他にも>
これは良いものを見つけた!
だったら他にも使えるんじゃないの?
ということで
いくら締めても動いちゃうことで有名なManfrottoの420B
これのここにこうする
おお!ガッチリ止まるぜ!
次に小さいボールベアリングタイプで
やっぱり締めきれないことで有名なこいつらにも
こうなると色々なものにつけたくなるね。
締まりの悪いスタンド類もこれに変えたらバッチリになりました!
ということで
みんなワッシャー捨てスラストベアリングに変えよう!
そして最初からベアリングが入ってるアベンジャーは最高なのです!
以上、この話はおしまい。
<おまけ>
今回の記事に仕込む用のアマアフィを探してたら
これを見つけました。
Selensのグリップヘッドなのですが
商品写真を見る限り
最初からスラストベアリングが入っている?ように見えます。
実際の商品を買っていないのでわかりませんが、
やはりみんな考えることは同じなんだなぁ。と感じた次第です。
今度こそおしまい!
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