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【気になるけど】Godox Litemons LA200Biの気になるトコロを書いてみる【気にしない】

先日、Godox Litemons LA200BiというLED照明を2灯ほど購入しまして、
いろいろな現場でかれこれ3ヶ月位使ってきたわけですが、
その感想というか、どうすっかなー?というところを書いてみようかなと

先に言っておきますが、別に駄目とは言いません
むしろ費用対効果として考えたら良いものだと思います
ただその特性をちゃんと理解して使いましょう。ということですね。
とりあえず細かいツッコミとか無粋だろ?良いことだけ言えよ。という方は
メーカー提供でレビューしているYouTubeレビューでも見てください。
そのほうが幸せになります。

あと、この記事は2000%個人の感想ですので、
参考にしたい人は勝手にしてください。
こいつわかってねーなー。と思う人は思っててください。

まずはスペック

スペックとしては、すげー明るいです。
バイカラーです。
それ以上のスペックは適当にググってください。


どうすっかなーポイント その1

『中央集光にもほどがある』

これはLA200Biに限った話ではないのだけど、
この手のCOBライトの光量でメーカー公称値というのは
たいていリフレクターを付けた状態なのです。
LS200Biで言うと、
メーカー値79200lux/ 1m (5600K)

うん、すごく明るい。いい感じ。
じゃ、リフレクターを付けたらどんな明かりになるのか?

それがこれ。

白壁に直接照射/1m


ユポ張りフラッグ越しに照射

これを見て、気づく人はもうおわかりだと思いますが、
すっげー中央集光。
ちなみに中央部分の実測値は
実測値78000lux/ 1m (5600K)
まあ、嘘ではない範囲。
だが周辺は押して察するべし。な落ち具合。
直で被写体に当てるにはちょっと使いにくいよなぁと。
直当てで陽の光を作ろうとしたらムラが出る。とかね。

ちなみにリフレクター無しで照射するとこんな感じ。

リフレクターなし/1m


どうすっかなーポイント その2

『バイカラー分割がでかすぎじゃね?』

バイカラーってなに?
というのはわかっている前提で話します。

バイカラーなので当然COB LED(面発光LED)がAタイプとBタイプ分割配置されておるわけですが、そこそこお高い照明ですとその分割が結構細かい事が多いのです。

参考:NANLITE Forza 300B(メーカー HPより)


参考:Aputure LS300X(newsshooter.comより)

やはり高いやつは2色の光源が細かく別れています。
ちなみにAputureの低価格ラインAmaranだとこんな感じ。

参考:Amaran 200x(メーカーHPより)

さて、LA200Biはというと、こんな感じ。

分割でかっ!

わかりやすく点灯状態で撮影してみました。
なかなかでっかく分割しております
この状態だとどうなるのか?というと、
その1のリフレクターなし画像をよく見ると、
2色の縞になってるのわかりますかね?

まあ、モニターの具合でわかりにくい人もいるかも知れませんが、
肉眼で見たらうっすらわかります

しかもこれにフレネルレンズつけると更にわかりやすい
ちなみに高いやつは買えないので安いやつです。


うん。しましま。

なぜフレネルつけるとわかりやすいか。って話は割愛します。
雑な説明すると、光の拡散をレンズにより集光させ直進性を高める。
ということですね。

ではこの状態でバーンドアをつけて絞るとどうなるか?
こうなります。

回折現象にもほどがある。けどそれはまた別の話。

肉眼ではっきりと分かる程に2色です
正直この状態ですと使い所に悩みます。


じゃあどうする?

こういう状態になるのだったら、使い所無いじゃん。
とお思いでしょうが、
光をいい感じに拡散させてあげれば良いわけで、
ソフトボックスを使えば、だいたい大丈夫です
というかむしろ、
ソフトボックスで使う以外無いといっても良いかもしれません。

またソフトボックスでも内部ディフューザーがあるタイプがおすすめです。
光量が落ちるけど、そこはまあ仕方がない。
光量を取るか、シマシマを取るか。の問題です。
そこはご自由に。

こういうのとか、

こういうのとか。

また、パラソルやパラソルタイプのボックスのような反射させるタイプだと、悪くはないですが中央集光が強いので、あまり効率的ではない気もします。
そういう光が欲しいなら良いですが。


最後に

なんか悪口ばっかりな感じになってしまいましたが、
別にこれ、自分は嫌いじゃないです。
厳密な照明を組むにはあまり向いているとは言えないけど。
まあメーカーのキャッチコピーにある
「ジュニアクリエイターのための身近なライトソリューション」
って表現そのものかと思います。
最初にも書きましたが、要は特性を理解した上で後は使い方次第
なわけです。

他の記事でも言ってますが、
使ってる自分が良いと思えば良いのです。
自分の求める光が得られれば、道具なんてなんでも良いのです。
それが最高の機材なのです。

発売当初は4万円チョイだったので、やすい、と思って2灯買ったのです。
と言っても、あっという間にもっと安くて良い機材が出てきちゃってるので、なんとも言えない気分ではありますが、、、


なので、結論としては
高くても本気で使いたい人はAputureかNanliteを買おう。

です。

以上おしまい。


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