【LP-E6じゃ足りない】初代Blackmagic Video Assistのバッテリーもちが悪い問題
知ってる人は知ってる。
知らない人は知らない。
今日もそんなお話です。
あえての初代Video Assistのお話。
〜〜〜〜今回の困ってる点〜〜〜〜
BlackmagicのVideo Assistも新型が出て3Gだの12Gだのとかで、
初代の中古価格もこなれて来て、割と気軽に手を出せる値段になってきたので、あえて初代を狙ってる人も多いのではないでしょうか?
収録、キャプチャー、HDMI/SDI変換器、フォーマット確認用機材と考えたら、いまでも初代は十分に有用な機材なのは間違いないので、マジで中古を狙うのはアリ寄りのアリなのですが、一つだけ、そして重大な問題が。
発売当初から言われて来たのが、バッテリーの持ちがあまりにも悪くて、フィールドモニターとしてはいまいち使いきれないということ。
まじで1時間持たないんじゃないか?ってくらいすぐにバッテリーが切れます。
自分も発売当時に買ってバッテリーの持ちの悪さに痺れた一人です。
初代BMDVAのバッテリーはLP-E6が二つ。
正直足りない。Recなんかしてたらあっチュー間に切れます。
現行新型3G、12Gの方は持ってなのでどうだか知りませんが、この問題さえなければ初代でも中古でも欲しいって人は多いはず。
〜〜〜じゃあどうすれば?〜〜〜
そんな時の解決方法はいたって簡単。
追加でバッテリーをぶっ込めば良いのです。
え?そんなことできるの?
できます。
こいつを使えば↓
実はこれ、7VのSONY NPバッテリー(Lバッテリー)を12Vに昇圧して出力してくれます。
あとは簡単、こいつをBMDVAのDC入力に刺すだけ。
こんな風に。
で、このバッテリープレートにはL型の金具が付いてくるので、
BMDVAと例えば三脚の間に挟み込めばオッケー。
こんな風に。
こうすれば大容量のNP-F970(互換含む)をつければ結構もちます。
経験上、日中フルでロケだったら1日NP-F970が2本かな。
よかった、これでまだ戦える!
はっきり言って12Gとか必要な人はどれだけいるんだ?って話ですよ。
実は初代で十分。って人は多いのでは?
またこのバッテリープレートも新型のカッコいいのとかいろいろ出ているのでお好みの物を使えば良いかと。
このバッテリープレート、当然電圧さえ合えばいろんなものにも使えるので
持っていて損はないと思います。
あ、現行の3Gや12Gは持ってないからシラネ。
多分使えるんじゃない?同じ規格だし。
しかしここでいくつか注意点が。
【注意点・1】
このバッテリープレート。見た目が全く同じで7V出力版があります。
多くのフィールドモニターはNPバッテリー直刺しだったりするので、7Vで動くものが多いです。
そういうものに対応するために7V出力の方が一般的だったりします。
普通にバッテリープレートで検索したら7Vのほうがヒットするので要注意。
欲しいのは12V版です。間違えないように。
【注意点・2】
あと気をつけたいのが、LP-E6も刺しておくことと、
バッテリーを刺す順番と電源を入れるタイミング。
正直、どう繋いでもちゃんと動くのだけど、
全部繋いでから電源を入れる方がいいです。
なぜならバッテリー残量表示とバッテリー切り替えタイミングです。
全部繋いでから電源を入れると、
NP→E6→本体
という風に電気が流れます。電源表示はDC接続。
NPの電池がカラになると電源表示はE6バッテリー。
またE6で起動させてからNPを繋ぐと
E6→本体
となるので、E6の電池が切れると一旦電源が落ちて、
電源を入れ直すとNPバッテリー給電になります。
まあ、どう繋いでも使えるので問題はないんですけどね。
細かいことを気にする人は注意してください。
〜〜〜おまけ〜〜〜
自分は普段、BMDVAにゲージをつけて運用しています。
なので実際はこんな感じでプレートをゲージにつけています。
で、さらにゲージに映像のワイヤレス伝送の受信機もつけて、
ストラップもつけてディレクターの首にかけてもらったりしています。
そうすればいちいちスタンドを出すこともなく、
撮影隊の動きも軽くなるのでいい感じ。
映像の無線伝送機はこういうのね。
ちなみに映像無線伝送だとHollyLandが有名だけど、80msとか100msとかの遅延が出ちゃうのが気になる人は気になるかも。
※余談として人間が遅延を感じるのは20msからと言われています。
以上、この話はおしまい。
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