転職活動とお祈りメール-後編-
こんばんは。
おっちょこママです。
昨日は私の退職理由と退職から職業訓練を受ける前についてを書きました。
今日は職業訓練中の転職活動についてを書きたいと思います。
どんな仕事スタイルにするか?
まず、何を一番大事にするのか。
私は何よりもまず、ダー子や家族との時間を大切にすることを選びました。
そして、ダー子に聞きました。
「ママはお外でお仕事をしてもいい?それともお家でお仕事をしてた方がいい?」
ダー子ははっきりと答えました。
「お仕事しているママはかっこいいよ。でもね、前のお仕事をしているママは嫌い。
お仕事するならお家でやってほしい」
ダー子の願いは在宅ワーク。
どれほど辛い転職活動になるかも分からない。前途多難な茨道。
それでも私は家族との時間を大切にしたい。
一番の希望を在宅勤務に設定しました。
難しいのはわかってる。分かっているなら頑張るだけです。
最初から挫けそうな転職活動
職業訓練のキャリアカウンセラーの方との面談で、何を目指すか。
を聞かれました。
私は
「在宅勤務での仕事をしたいと思っています。
出来るならWeb関係の仕事をしたいです。もし無理なら今までの事務職の経験を活かしていきたいと考えています。」
キャリアカウンセラーは言いました。
「なら、求人を見てどんどん応募しないと、無理ですよ。
厳しいから」
突き放されたように感じました。
無理なのは承知の上で希望を言いました。それが難しいのは求人と睨めっこしていた自分でもわかります。
色々と考えて、模索した上で厳しいけどその道を決めたんです。
でも他の方に言われると途端にネガティブになる自分。
これでいいのか。
もっといい道はないのか。
前と同じようにダー子に我慢してもらって。。。
そんな嫌な考えも生まれてきました。でも、それは応援してくれている旦那さんやダー子に申し訳ない。
豆腐メンタルな自分を奮い立たせ、前を向くことにしました。
前途多難な転職活動
まず最初にしたことは、
エージェント会社、派遣会社への登録でした。
派遣会社3社、エージェント会社2社。
新たに登録し、在宅勤務の仕事には応募を繰り返しました。
その他に求人情報を探し、在宅勤務で自分ができそうな仕事にも応募。
その次にしたことは、
自分で「転職活動リスト」の作成です。
昔から、リストの作成はよくしていたので自分で把握するために作成しました。
エージェント会社や派遣会社の面談のさいに必ず言われた言葉。
「今は、在宅勤務の仕事が少なくなってきています。在宅勤務でも応募会社の近くに住んでいる人を選考に残す傾向も多いです。
地方に住んでいる方にはとても不利になっています。」
その言葉通り、応募した企業からは
待っても連絡が来ない。
応募して2時間後ぐらいにお祈りメールが届く。
応募書類を送るように指示があり、送った途端連絡が来なくなる。
忘れた頃にお祈りメールが届く。
4パターンの不採用をいただきました。
ハローワークで紹介可能か聞いてもらっても
「応募するなら可能です」
と言われ、ハローワークの職員さんからは
「難しいかもしれません。でも応募されますか?」
と言われる始末です。
派遣会社からは出社メインの会社の派遣を勧められました。
「17時までであれば、学童などのお迎えが楽にできますよ」
「旦那様のご両親と同居であれば、少し遅くても大丈夫かと・・・」
そう言われました。
そうではないんです。
幼稚園時代、預かり保育の常連だったダー子。
土曜日も仕事のため、幼稚園にいる誰よりも預かり保育にいる時間が長かったダー子。
一人一人お友達を見送り、最後の一人になるのが当たり前だったダー子。
それでも「私は大丈夫だよ。ママ、お仕事頑張ってね」と我慢していました。
年長時代、義両親にお迎えを頼んだこともあります。
その時に何気なく言われた言葉。
「かわいそうに」
「お父さんやお母さんが仕事で忙しいから、ちゃんと躾ができていない。」
その言葉は我慢していたダー子の心も少しづつ壊していきました。
小学校入学の時、学童に入れようとしていた旦那さんと私。ダー子はものすごく嫌がりました。
「お友達が帰るのを見送るのはもう嫌だ!」
「私はかわいそうな子なの?」
「頑張って、いい子にしてるよ。でも怒られるんだよ!!」
そう言って泣きました。
「ごめんね」
その言葉しか出てきません。
私の言葉にダー子はハッとして顔を上げました。
「大丈夫だよ。ママ、パパ。私は大丈夫。おじいちゃんとおばあちゃんと仲良く待ってるから」
そんな思いをもう子供にさせない。
ダー子に我慢させるんじゃない。家族みんなが幸せになる道を探すんだ。
そうこうしているうちに
私のメールフォルダの中にはお祈りメールが蓄積していきました。
お祈りメールで自信喪失
お祈りメールが増えるたび、自分はこの世界に必要とされていない人間なんじゃないか。と思うことが増えました。
壊れた心は脆いんです。
でも、前のように無気力になるわけにはいかない。
そう。私には職業訓練の課題がある。毎週、毎週課題に取り掛からないと終わらない。そのおかげで私はお祈りメールでの自信喪失を最低限にさせることに成功しました。
お祈りメールが蓄積しているということは、私が作った転職活動リストにも「不採用」の文字がどんどん蓄積されるということです。
リストには「連絡なし」「不採用」という文字が踊ります。
在宅勤務は夢のまた夢なのでしょうか。それとも在宅勤務できる人はスーパー出来る人なのでしょうか。
悲しくなりました。
捨てる神あれば拾う神あり
さて、私の転職活動がどうなったかというと。
たった1社、採用通知を送ってくれた会社があり、そこに就職することができました。
他はお祈りメール。連絡なし。です。
応募した企業50社、お祈りメール33通。
笑えない数かもしれません。
お祈りメールの文面なんて嫌いになりました。
ただ、
1社お祈りメールの中に
「またご縁がありましたら、その時は是非とも応募していただければ幸いです」の1文章が載っているだけで、また応募できるんだ!と嬉しくなりました。
そんな私の転職活動とお祈りメールのお話でした。
とても長いお話になりました。
乱文、失礼いたしました。
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