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甲子園中止に無く球児や部活を本気でやり抜いた人に捧げる

先日、日本高校野球連盟が2020年夏の甲子園の中止が決定した。代替案もなく、コロナにより前途洋々な球児らの夢は絶たれてしまった。どれだけ悔しいか、その虚無感は測り知れない。私もかつて球児であった立場から申すと、憤りすら感じる。また、この怒りをぶつける先もないのである。甲子園で活躍し、注目され、プロ野球選手になる、という一つの道・夢を絶たれた彼らは今後どうすればいいのか。

私の同期も、お金をかけ私立の強豪校へ行き甲子園を目指した。甲子園に行く【目的】のために、練習や成績などの【目標】を立てこれまで必死で頑張っていた。どれだけ朝早くても、どれだけ練習がきつくても、好きな野球だから、がむしゃらに野球に打ち込める。これは野球に関わらず、スポーツの素晴らしいところだ。一つのことに熱中できる人は、どんな環境に行っても頑張れる。これまで簡単に諦めてきた人は、簡単に挫折し退く。

だから、こんな事態になっても、球児はめげないと筆者は確信する。これまで必死でやってきたことを簡単に諦めないでほしい。頑張って大学に行って活躍するのでもいい。社会人野球部に所属し知名度をあげることだってできる。簡単ではないかもしれない。でも私は、これまで一つのことをぶれずに頑張れた彼らなら、必ずや夢をつかめると信じている。

ただ一方で、今回のコロナの影響で様々な複合的な問題を抱え、夢を変えざるを得ない人もいるだろう。でもそれは逃げではない。それもまた強さである。勇気である。新たなことに一歩踏み出せる人もまた強い人だ。

私の後輩にも現役の高校球児がいるが、目指していた、「野球で大学推薦を勝ち取り、大学野球で活躍しプロに行く」という夢を失ったと聞いた。最初は当然落ち込んでいたが、今では吹っ切れたよう。彼はこの悔しさを胸に、航空会社のパイロットになる、という新たな夢をもち、これまで着手してこなかった勉強で、大学入学を目指してい        る。                

やはり強い。私なんかよりも断然強い。                困難を経験した人はすごいスピードで成長していくのだ。        負けじ魂・何くそ魂が凄まじいのだ。

コロナ騒動が終わったらまたおもいっきり野球をやろう。

たくさん汗かいて、笑って、泣いて、喜んで。    スポーツ好きの観戦者も、おもいっきり応援してあげよう。彼らの夢を一緒に応援しよう!

#応援したいスポーツ

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