「うんなんケモナビ」が冬のDigi田甲子園にエントリーされました!
雲南市三刀屋町飯石地区の地域自主組織「雲見の里いいし」さんで導入している鳥獣被害対策アプリ「うんなんケモナビ」が、「冬のDigi田甲子園」のインターネット投票にエントリーされています。
現在、2/24(金)まで投票受付中です!
■エントリー一覧(内閣官房ウェブサイト)https://www.cas.go.jp/.../digit.../koshien_winter/index.html
■「うんなんケモナビ」説明サイトhttps://www.cas.go.jp/.../digita.../koshien_winter/0012.html
(是非、紹介動画もご覧ください!)
■投票ページ
https://www.cas.go.jp/digidenkoshien_winter.html
飯石地区では、平成29年に行った住民アンケートの結果、どの世代からも「鳥獣害対策」の部分で不安を感じていることが分かり、令和2年度に策定した地区計画の中で、5つの重要テーマのうちの1つとして「自分からできる鳥獣害対策」を掲げ、竹マルチの活用や地元の狩猟メンバーとの連携等を通じて、これまでも様々な対策を行ってきました。
対策に当たっては、害獣の数を減らすことが目的ではなく、害獣がいる中でも 「農業」という地域の方の生き甲斐を奪うことなく、ここで暮らしていきたいと思える場所を目指すことをポイントにしています。
そんな中、令和4年度からの新しい試みとして、デジタルツールを使った対策ができないかと考え、鳥獣被害対策アプリ「うんなんケモナビ」を開発し、昨年9月から運用を開始しました。
「うんなんケモナビ」は、住民さん方からイノシシ、サル、シカなどの害獣の目撃状況及び捕獲状況をデジタルデータによりリアルタイムに取得し、地図データ上で共有、可視化することを通じて、効果的な対策につなげるアプリケーションで、我々おっちラボも住民さん達と一緒に開発に携わらせていただきました。
開発に当たっては、高齢の住民の方でもパソコン、スマートフォンの簡単な操作だけで入力できる簡潔で分かりやすいフォームと、誰もが一目で害獣の出没地点が分かり、地域住民で対策を話し合うきっかけとなるような地図データ、アイコンの設計を一番に心がけました。
「うんなんケモナビ」の導入により、地図データの共有、可視化をきっかけに住民さん一人ひとりが、獣害対策に関心を持ち、効果的な対策に向けたアイデアを考え、アクションを起こせるようになるとともに、雲南市とも連携し、行政と一緒にデータを活用しながら対策を考えられるようになりました。
また、実際に害獣が出現する箇所がエビデンスベースで特定できるようになったことで、通学路の安全対策などにもつながり、地域の安全、安心を守る機能としての役割も生まれました。
飯石地区から始まった小さいけれど大きなDXの取組み。
是非、皆さまにも投票のご協力をいただけますと大変助かります!
エントリーNo.12「雲見の里いいし」さんの「うんなんケモナビ:鳥獣対策アプリ」が対象です!
■投票ページ
https://www.cas.go.jp/digidenkoshien_winter.html
皆さまの一票一票が地域の安全と安心と活力につながります!
幅広いご協力を何とぞ、よろしくお願い申し上げます!