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#25-04 社員は語る①「推しと仕事できますよ!」
こんにちは、採用担当レイです。
先日同僚とランチに出かけた折、非常に興味深い看板を見つけました。「#ソロサウナ」。日本初の完全個室サウナだそうです(ドラマ「ソロ活女子のススメ」にも登場したんだとか)。古いものと新しいものが共存する神楽坂、面白くて素敵な街だなぁと思います。
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早速ですが、23卒採用時に投稿していたnote記事「社員は語る」シリーズ、今年も復活したいと思います!これは現場でさまざまな事業・商品に関わっている社員に、手掛けている仕事の内容を語ってもらうという趣旨で、社内報などを再編集した記事になります。旺文社の事業・商品について、理解を深めるきっかけになれば幸いです。
さて、本日は「あなたも推しと仕事できますよ!」というお話です。お送りするのはマーケティングを担当している商品戦略グループのメンバーです。
それでは、お願いします!
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はい、商品戦略グループを統括しているIです。よろしくお願いします。
弊社は、末次由紀先生描き下ろしイラストをケースデザイン/本冊表紙に起用した、『旺文社 標準国語辞典 第八版 特装版』、『旺文社 標準漢和辞典 第七版 特装版』を3月20日に刊行しました。ここからは刊行の経緯をご紹介します。
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きっかけ
皆さんは『ちはやふる』をご存知でしょうか。シリーズ累計2800万部を突破し、広瀬すずさん主演で映画化もされた超人気漫画!社内にも読者・ファンが多い作品です。実は、『ちはやふる』作中に旺文社の参考書がしばしば描かれたことをきっかけに、主にTwitter上で末次由紀先生との交流が始まりました。
重ね重ねありがとうございます。柔軟な旺文社さまだ・・・! RT @obunsha_digital: 末次由紀先生から御礼のリプライいただいてしまった(*´ω`*) 「ちはやふる」は講談社さんより好評刊行中です(・∀・) http://t.co/6mOQi1Cu
— 末次由紀 (@yuyu2000_0908) October 17, 2011
企画立案から先生への依頼
2022年9月に辞書の編集部へ「中学辞典市場のテコ入れにどうだろう」と相談し、急ピッチで企画を進めていきました。企画開始からイラスト完成までのスケジュールはこんな感じです。
・9月
辞書編集部に相談
末次先生に企画趣旨ご説明
損益試算・企画資料完成
・10月
出版会議にて企画承認
末次先生への依頼詳細(スケジュールなど)が固まり、契約案の作成開始
・11月
契約締結
初稿ラフイラストが旺文社に届く
・12月
カラーイラスト完成
装丁デザイナーにお渡しし、ケースデザイン制作開始
先生への依頼から完成まで!
イラストを描いてもらうにあたり、末次先生にお願いした方向性は、
・暖色系と寒色系
・鮮やかで透明感のある人物のイラスト
初稿ラフでも「うわ~~~♪」と思ったのですが、完成したカラーイラストは、もう想像以上のデキで大感激でした。ぜひお見比べください!
![](https://assets.st-note.com/img/1696226506907-Gun0O0NaJ1.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1696226437837-YCHwaI6DUR.png?width=1200)
末次先生も「note」に、イラスト制作過程をアップしてくださいました。
書店向け予告ポスターをお渡ししたら、とても喜んでくださいました。
おはようございます!旺文社さんにいただいた書店用のポスター、うれしかったので貼っちゃってしまいました。
— 末次由紀 (@yuyu2000_0908) February 22, 2023
辞書ってとても特殊で、紙が特別なので増刷がそうそうできないらしいです。春の発売まえに予約していただけたら確実✨よろしくお願いします。https://t.co/lXApxvQ6WV pic.twitter.com/pgCwtu9yiH
おわりに
末次先生との長らくのご縁がつながって、とても素敵なイラストの辞典を刊行することができました。
過去、様々なお相手とコラボ企画を実現してきましたが、諸先輩方が培ってきた「旺文社」の信頼感やブランド価値は本当にすごいものがあり、正しく依頼する段取りさえ踏めば、どんな方ともお仕事をご一緒できるなぁと感じています。
こんな喜びを、もっとみんなにも味わってほしいと考えて、様々なコラボに取り組んでいます。
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本日もお読みいただき、ありがとうございました。