展望台めぐりの旅 #13【日本平夢テラス】
「パワースポット」と聞いて思い浮かべる場所は、人それぞれだと思います。
あなたのパワースポットはどこですか?
どこかの霊験あらたかな神社でしょうか。
それとも、マイナスイオン溢れる自然の中とか?
展望台が大好きな私にとっては、訪れるだけで元気になれる展望台も、一種のパワースポットと言えます。
なぜこんな話から始まったかというと、今回紹介する展望台からは、「日本を代表するパワースポット」が拝めるからです。
そのパワースポットとは……
日本一高い山 ・富士山!!!
(ちょっと遠目の写真ですみません!)
富士山を存分に楽しめる場所
今回ご紹介するのは、静岡県にある「日本平夢テラス」
標高300mの丘陵地にあり、富士山を見るのに絶好のスポットです!
景色をぐるっと360°見渡せる展望回廊(一周約200m)は、無料で24時間入ることができます。
それゆえ、昼間の景色や夕焼けから夜景まで楽しめるのが嬉しいポイントです。
今回は夕焼けの時間帯の景色をご紹介します(^^)
富士山はもちろん、静岡市の街並みや駿河湾、三保の松原などこの周辺一帯の良さをまとめて感じられます。
富士山と併せて周囲の山々や街、海など、色々なものが見られる場所は貴重だと思います。
富士山と反対方向に広がる駿河湾もこんなに綺麗に!
何度海を見てもテンションが上がる私からしたら、山と一緒に海の景色を楽しめるなんて最高です。
そして、肝心の富士山。
こちら厳密には、日本平夢テラスの隣にある山頂吟望台から見た富士山です。
夢テラスと同様に、「ここから富士山を見てください!」と言われているかのような絶好の位置にあります。
夢テラスよりは低いですが、この辺り全体の標高が高いので、こんなに綺麗な景色が見られます。
個人的には“吟望台”という名前もかっこよくて素敵だなと思います。
ここから見る富士山は、駿河湾や静岡の街を後ろから見守っているようでなんだか優しそうに見えます。
やはり古くからパワースポットとして知られているだけあって、この辺りに住む人々にとっては、生活に溶け込む守り神的存在だったりするのでしょうか。
展望回廊の壁はガラス張りになっており、宙を歩いているような気分になれる開放的な造り。
静岡県産の木材が使われたぬくもりを感じるオシャレなデザインも、自然と調和していて素敵!
木材×ガラスって、なんかめちゃくちゃオシャレですよね。
富士山が雲に隠れて見えない日でも景色がいいので、歩いているだけで気分が癒されること間違いなしです。
夜ならではの楽しみ方も
富士山を眺める展望台ということで、辺りが暗くなってしまった夜に行っても楽しめないのでしょうか?
答えは「No」です。
夜になると展望回廊の明かりが灯り、昼間とは違うとっても幻想的な雰囲気になります。
日没後は静岡市街と清水港の夜景を楽しみましょう。
周囲を囲む山々が夜景の輝きを引き立たせ、より一層美しく見せてくれます。
視界いっぱいに広がる都会の夜景も素敵ですが、暗い中で煌々と輝く夜景も素敵。
街の明かりがどれほどに眩しいかを教えてくれます。
こちらの写真の左奥に映るのは清水港の夜景。
港ならではのオレンジ色が眩しく、周りの光と比べても一段と目立っています。
右側は夢テラスの建物のガラスに映り込む夜景。
直接見るのとはまた違った幻想的なキラキラで、こちらもとっても綺麗です。
また、周囲に明るい場所が少ないので、晴れた日の夜には星空鑑賞もおすすめ。
特に、空気が澄んだ冬の星空はとても綺麗です。
こちらは、月と夜景の共演。
どちらの光にも違った魅力があり、負けず劣らず綺麗ですね。
星や月の光って、見ているだけで癒されますよね。
仕事帰りにふと空を見上げた時、煌めく星を見つけると、それだけで少し疲れが軽くなるような気がする。
いつの時代も、プラネタリウム人気があるのも頷けます。
そして、私はそれと同じくらい、遠くに輝く夜景が揺らめくのも癒されるなと思うので、この光景は”癒し×癒し“です。
星が綺麗に見えるのを生かして、こんな写真も撮ってみました。
写真の右側に写っているのは、日本平夢テラス展望回廊の中心に聳え立つ日本平デジタルタワー。
静岡県中部・東部・伊豆にテレビ放送を送信する集約電波塔です。
満天の星空と近未来的なデザインのデジタルタワーのおかげで、宇宙感満載の1枚になりました。
日本平夢テラスの周辺には、徳川家康公が祀られている久能山東照宮や日本平動物園、いちご狩りのハウスなど、子供から大人まで楽しめる魅力的なスポットばかり。
ぜひ一度遊びに行ってみてください!
訪れた日:2022年2月4日
所在地:静岡県静岡市清水区