展望台めぐりの旅 #26 【横浜マリンタワー】
青い空。青い海。
青は、どんな時だって心を落ち着かせ、穏やかな気持ちにしてくれます。
暗い気持ちになった時は青空を見上げれば、自然と元気が湧いてきます。
そんな青色に、都会にいながら包まれることができる展望台を私は知っています。
それが、横浜にある「横浜マリンタワー」です。
山下公園近くに聳え立つ横浜マリンタワーは、横浜のシンボル的存在のひとつ。
2019年3月末より修繕工事のため一時休館していましたが、2022年9月1日にめでたくリニューアルオープンしました!
元町・中華街駅で電車を降りて、中華街の賑やかで美味しそうな誘惑に打ち勝って山下公園方面へ歩くこと約1分。
建物の間から、空へ向かって伸びる大きなタワーが見えてきます。
Googleマップを凝視しながら歩いていたので、突如として現れたタワーに思わず「おぉ!」と声を出してしまいました。一人なのに。ちょっと恥ずかしい。
山下公園など、都会でありながら自然も多いこの場所。
緑で覆われた建物入り口は、周囲の景色と非常にマッチしています。
そこから伸びる白いタワーからどことなく醸し出されるのは、海辺の雰囲気。
展望台部分が、水兵さんの帽子のように見える気がします。
横浜開港100周年記念事業の一環として1961年に建設された横浜マリンタワーは、高さは106m。
10角形の構成となっており、過去には灯台の機能も果たしていたそうです。
エレベーターで展望台に登れば、視界に飛び込んでくるのは目の前に広がる海と横浜の街並み!
それほど高さがないので正直ナメていましたが(すみません。)、海の近くならではの開放的なこの景色は、最高に綺麗で感動すら覚えました。
青い空と青い海の間に架かる白い横浜ベイブリッジは存在感抜群。
その上を車が行き交う様子は、とても絵になります。
周りを見渡せば、心なしか空の青と海の青に映える白い建物が多い気がします。
これらの建物が横浜の洗練された雰囲気に合っているのか。
それともこれらの建物があるから洗練された雰囲気になっているのか。
そんなことはどちらでもよくて、田舎者からすればとにかくお洒落な街並みにテンションが上がります。
目の前を走る高速道路にも沢山の車が!
展望台から見えるミニカーのような可愛らしい車が大好きなので、ずっと見ていられるくらい楽しいです。
ザ・横浜な景色といえばこちら!
みなとみらいエリアのビル群とよこはまコスモワールドの大観覧車がばっちり見えます。
ここに来るまであまり気にしたことがなかったですが、そういえばみなとみらいのビルも、白っぽいものが多くて綺麗だなという印象がありますね。
その脇に佇むのは、こちらも定番観光スポットの赤レンガ倉庫。
大きい建物はスタイリッシュで綺麗なものが多いですが、視線を少し下へと落とせば赤レンガ倉庫をはじめとした、歴史を感じさせるカラフルな景色も広がっています。
冒頭でも少し触れましたが、周辺には山下公園などの緑がいっぱい!
都会的な建物と共存する自然の緑は、海の景色と相まって心を癒してくれます。
天気の良い日にはマリンタワーで横浜の景色を堪能した後、山下公園をお散歩する…なんてコースはいかがでしょうか?
もちろん逆でもいいですよね。どっちにしろ最高なことに変わりなし!
こちらは、YOKOHAMA GUNDUM FACTORYのガンダム。
ここから見下ろすとプラモデルのように小さくも見えますが…周りにある車と比べれば、その大きさは一目瞭然!本当に大きいです……
横浜でガンダムが見られるのも2024年3月まで!
マリンタワーと併せてぜひ訪れたいスポットのひとつです。
海の向こうには東京の景色も見えます。
地方在住の私からしてみれば、横浜と東京はとても近くてどちらも超都会!というイメージですが、こうして見るとやはり雰囲気が違います。
都会なことに変わりはありませんが、横浜の方がなんとなく落ち着いているような印象を受けました。
船が沢山見られるのも、水辺にある展望台の醍醐味です。
小さくて可愛らしいものから、大きくてかっこいいものまで色々!
こちらもミニカーのような車同様、動いているのを上から見られるのは楽しいですね。
展望台恒例、ガラス床も発見!
タワー部分が意外と細いからか、他と比べても結構怖かったです……
平気な方はぜひチャレンジしてみてくださいね!
都会、海辺、自然……絶景の好いとこ取りをしたような横浜マリンタワーからの景色。
視界いっぱいに広がる青色と周辺ののんびりとした雰囲気も相まって、その綺麗さに感動するとともにとっても癒されました。
横浜に来たら行く価値あり!
中華街にだけ寄って帰ったらもったいないですよ!!