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展望台めぐりの旅 #18【フジテレビ球体展望室「はちたま」】

みなさんは「テレビ局」と聞いてどんな場所を想像しますか?
芸能人がたくさんいる華やかなところとか、照明いっぱいの明るいスタジオとかでしょうか。

では、テレビ局と言われて想像するのは、どんな建物でしょうか。


おそらく、日本で一番有名なテレビ局の建物といえば、東京・お台場にあるフジテレビだと思います。

こちらを想像された方も多いのでは?

でっかく聳え立つグレーの大きな四角いビル。
そしてそこにちょこんと付いている球体。
みなさん一度は見たことがあり、一度見たら忘れないようなインパクトのある建造物だと思います。
こちらは、日本を代表する建築家・丹下健三さんが設計したそうです。

そこにちょこんと付いている球体こそが、今回紹介するフジテレビ本社屋25階にある球体展望室「はちたま」です!

フジテレビのあの丸い部分が展望台になっているって知ってましたか?


近くで見るとこんなに大きいんですね!
それもそのはず、こちらの展望室は直径32mもあるんです。

今回は、はちたまから見える景色を紹介していきます!
関係ないけど、はちたまって名前が可愛らしくて好きです。


こちらのエスカレーターで、チケット売り場のある7階の「フジさんテラス」と呼ばれる屋上庭園まで登っていきます。 

7階へは大階段からでも登ることができますよ。
(こちらにもエスカレーターあり。)


チケットを購入し、ここからはエレベーターで展望室へ向かいます。
あの球体の中はどんなかんじになっているのかドキドキ……


展望室の中はこんなかんじ!!

テレビ局の展望台ということで賑やかなかんじかと思いきや、意外にも落ち着いた雰囲気です。
ここからは、東京ベイエリアの景色を270度楽しむことが出来ます。
自由に座れる椅子もあったりして、観光の途中の休憩にもいいですね!

「子犬のラフちゃん」もお出迎え


展望室内には遠くが見えるテレビ望遠鏡も設置されています。

電子マネーでも支払えるという現代的な望遠鏡のシステムに衝撃を受けるなどしました。
便利でありがたいです。


天井を見上げてみるとこんなかんじ。
ゆるやかに丸みを帯びており、球体の中にいるんだということを実感します。


肝心の景色はというと……

レインボーブリッジ!!
お台場ならではの海に囲まれた景色を存分に堪能出来ます!

お天気コーナーなどの背景に使われることも多いこちらの景色に、見覚えがある方も多いのではないでしょうか?


レインボーブリッジって、素敵な橋ですよねぇ。
私、橋を見るのも結構好きなんです。
ビルなどとは違った魅力がある……

夜はライトアップされてより一層綺麗とのことなので、また夜の景色も見に行きたいです。

レインボーブリッジ付近の、ぐるーんと回るこの道も好き。


東京の展望台に行くと、必ずと言っていいほど「フジテレビが見えるからあっちがお台場か~」となるのですが、こちらはまさにその場所なので、見える景色は真逆。

レインボーブリッジと東京タワーがこの角度から見られる展望台は貴重だなと思います。


こちらもお台場といえば!の自由の女神像。
そういえばなんで自由の女神があるのかと気になって調べたところ、もともとは日本とフランスとの友好関係を記念して、1年限定で設置されたものだったんだとか。


それにしても、東京ってビルばかりをイメージしがちですが、意外と水が多い場所ですよね。
そして、砂浜があるお台場ならではの景色も……

ビーチバレーしてる!!と、なんだか嬉しくなり撮ったこちらの写真。
人もこんなに小さく可愛らしく見えます。


ビルの向こうにスカイツリーもひょっこり顔を出しています。
やはりどんな建物にも隠れないその姿に、規格外の大きさを再確認。


近くに羽田空港があるので、飛行機も近くでよく見えます。


そしてなんといっても、とにかく色んな船が見える!楽しい!


カラフルなコンテナがたくさん積まれた港の景色も。
船が行き来する様子と合わせて楽しみたいですね。


たまたま発見した水陸両用バス。
水の中を走っているところは見逃してしまったのが残念です……
陸から水に入る時のことを想像すると少し怖いですが、人生で一度は乗ってみたい!


ここからは、展望室とは反対側の景色です。

エレベーターに乗る直前に見られるので、カメラを仕舞わずに準備しておくことをオススメします。
もう帰るだけだと油断していた私は、「こっち側も見えるの!?」と、慌ててカメラを鞄から取り出しました……

こちら側も楽しい景色がたくさん!!
最後の最後までお台場らしい景色満載で、想像の何倍も楽しむことが出来ました。



小学生の頃、夏休み期間にフジテレビ周辺で開催されていた『お台場冒険王』というイベントに家族で行っていました。

当時も「いつも見ているテレビを作っているところなんだ」と非常にわくわくした記憶がありますが、大人になった今も変わらずわくわく感を楽しむことができました。

テレビ局って、一般人には到底立ち入ることが出来ない場所に思えますが、意外と気軽に遊びに行けたりするんですよね。
さらにそこから素敵な景色が見られるなんて最高のスポット!
みなさんもぜひ足を運んでみてください。


訪れた日:2022年5月21日
所在地:東京都港区台場

公式ホームページはこちら

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