若さゆえの
※この記事はホームページに2018年7月11日に掲載したものです※
暑い…
辛い…
真夏日が続く東京ですが、こんなに夏の暑さが身体にキツイのは初めてです。
YouTubeで19年前、当時大学1年生だった自分を発見しました(笑)
なぜ見つけたかと言いますと、NHKのトップランナーという番組を見つけたからでございます。
写真家 金村修さんを特集した回で、収録観覧に行ってきたというわけです。関東の各大学の写真部に{観覧に来ませんか?}という問い合わせがあり、僕の大学からは6〜7人で参加。
熱心に話を聞いてる(風)の横顔や、挙手して質問した後の後ろ姿(金村さんの回答含め丸々カット)などなど。
当時の自分の未熟さ加減に懐かしく恥ずかしい気持ちになりました。
性格的にやり始めたら掘り下げるタイプでして、写真も自分なりに写真集を買ったり、戦前戦後の写真表現の変遷(歴史好きなもんで)を勉強したりしながら、自分の表現方法を模索し撮影、プリントするという生活に没頭しておりました。
当然、当時の写真部内でも周りがライトに楽しむ(酒飲みが目的)活動の中でも本気で写真に取り組んでる人は僕以外いなかったです(後の世代は分かりませんが)。
そんな根拠の無い自信からくる驕りもあり、金村氏の話も[話し方が気持ち悪い]という理由だけで(恐るるに足らん)と多寡をくくっておりました(笑)
番組を改めて観てみますと金村氏の話が本当に傾聴に値し、しかもデジタル化の波の未来予測もしっかりとできていたものでした。
…なんとも恥ずかしい。
当時の知識と経験値だけで先駆者を評するなんて…。
氏の写真が好きかと言われたらそうでもないのですが、写真業界でしっかりと結果を出してる人として素直に尊敬することができました。
若さゆえの勘違い
若さゆえの行動力
でも、その勘違いと行動力があったから今でも写真を続けてるんだろうな、と良い方向に解釈しようかなと思っています。