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写真展延期について

 昨年11月に開催した個展「Praised Shadow」の続編。
 会期中に「また来年(2020年)にやりますよ」と宣言していたわけですが、コロナ騒動の影響を鑑み、今年は開催を断念いたします。

\ すません /

 今まで撮りためていた作品群に追加して撮影していくつもりでしたが、撮影がままならない現状や、空気が乾燥する冬場のコロナ騒動再燃の可能性を考えると少し気が乗らないのも正直なところです。
 たくさんの人に観てもらうために開催する写真展なのに、外出自粛要請なんて出されたら泣くに泣けませんよ、ホント。

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 Rolleiflex3.5F Planar ACROS100 

 6×6の撮影では、直球勝負の日の丸写真が生きますね。
 ぶつぶつと独り言を言いながら信号待ちをしていた初老の男性。
 ふと足元を見ると靴に何かの番号が。
 おそらく、想像ではありますが、ちょっと心が疲れちゃった方達を診てあげる病院からそのまま出てきてしまったのかなと思われます。撮影場所は控えときますね。
 二眼レフの場合、上から覗き込むスタイルなのでレンズを下に向ける撮影というのが少し大変。

Rolleiflex3.5F Planarで撮る

~ 2012年、博多の某スタジオにて ~

 身体をググっと前に倒し、つんのめりそうになりながらフォーカシングとレリーズ。いかなシャッター音が小さく、衝撃が少ないとはいえ、プルプルしながらの撮影なので手振れしないように細心の注意を払います。
 周りに人がいなかったから良かったものの、結構怪しいスタイルで撮影することになるのですが、そんな話はどうでもいいことで。

 人類全体の規模で前代未聞の事態ですが、心はしっかりもって頑張りましょうということを言いたかったのであります。



 
 

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蒲原 裕
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