印象派展に行ってみた
結論からいうとめっちゃ面白かった!
「感性」が磨かれるという感じ。
気になってた印象派展。
イスラエル博物館所蔵ということでたぶん今後行くことはないやろなと思い、少し趣味になりつつある美術鑑賞に。
印象派が好きかもという新たな発見。
やっぱり本物を間近で見れる、見るということは大切だなと改めて実感。
写真などでは全然分からない筆の使い方や絵の具の使い方。
油彩でも画家によって全然タッチが違うし、薄くして水彩画のような感じもありめちゃくちゃ面白いやん!
塗り重ねてる感じに薄く塗ってる感じ、厚く塗ってる感じ、色の光沢の違い。
ちょっとビックリしすぎてかなり見入ってしまった。
近くで見るのと少し離れて見るのと。
はたまた遠くから見るのと…
全部印象が変わって面白い!
これを描いてる時はどんな気持ちなんやろ?
どんな角度から見て描いてるんやろ?
遠くから見たりしてるんかな?
なんでこのサイズなんやろ?
なんでキャンバスのやつと厚紙のやつがあるんやろ?
という感じで正解のないものを想像して楽しむ。
ゴッホ、モネ、ルノワール、ゴーガン(ゴーギャン)といった有名どころもたくさんあり、でも初めて聞いた画家の絵が自分には一番何かくるものがあり吸い込まれそうな…
個人的にはルノワール、ピサロ、ユリィがめっちゃ良かった。
ルノワールとピサロは綺麗な明るい感じの油彩で元気になる感じ。
ユリィは暗い油彩やけど、なんか奥行きというか深い感じが凄くてかなり見入ってしまった。
ユリィが一番引き込まれる何かがあったように感じた。
この感覚を言葉にするのは難しいけど…
写真撮影可能なものも6枚あったけど、ユリィのが圧倒的に良かったからユリィしか撮らず 笑
美術鑑賞は好き嫌いもあるけど、やっぱり勉強になる。
観察力と思考力、想像力、感性を養う素晴らしいものだと思う。
時代背景にもかなり影響を受けるし、その画家の思想も影響する。
だからか印象派のものは惹きつけるものがあると思う。
教養として、というものではなく「本物」を知るということ。
やはり本物は全然違う。
レプリカや複製もあるが、やはり本物だけが醸し出す独特の雰囲気やオーラ。
これは現物を見ることでしか感じられないし、感じることができない。
このような感覚を持っているかいないかで人間として全然違うと思う。
本物を知れとよく上司に言われたのを思い出す。
本物や一流と呼ばれるものに触れること。
そうすることで自分の基準作りになる。
なんでも「本物」と「一流」はやっぱり違う。
美術鑑賞はよく分からなくても、行くと説明書きもあるし、音声ガイダンスもあるので知識ゼロでも全く問題はないと思う。
知ったかぶりをするより、何も知らない無のままで自分の感性を確かめるというのも面白いと思う。
自分の感性を高めるために。
印象派展に行って、よりそれを感じるようになった。
どんな仕事でも感性は大切。
特に人の身体に何かしらの影響を与える仕事の僕達に。
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