地味なトレーニングを地道にコツコツできる人だけが強くなれる
僕が大好きなイチローさんも2004年にメジャー年間安打記録を樹立した会見時このように言っていました。
僕もこの会見を聞いた時に凄く納得したというか安心したというか、イチローさんでもこうなんだなと思いました。
自分は天才ではないと言われていたイチローさんの全てが詰まっているなと感じた瞬間でした。
これは僕がサポートをしているプロアスリートが言っていたことです。
僕が提供するトレーニングも地味で映えないトレーニングです。
しかも地道にやることで結果が伴うものばかり。
もちろん感覚的に身体の変化をすぐに感じることもありますが、それは一時的です。
自分のものにするためには本当に地道にコツコツやってもらうしかないです。
この考え方はプロアスリート全員が持っているものではないと思います。
そうじゃないプロに方にも出会ってきましたが、第一線で活躍し続けている方は確実にこの考え方です。
ということで僕のトレーニングを受けたことのある方は、
と言っています。
最高の褒め言葉です 笑
なので「地味トレ」という名前を使ってトレーニングをしています。
以前、あるアスリートのトレーニングでテレビ撮影が入ったのですが、ものの見事に全カットされてました 笑
それだけテレビ映えしないトレーニングということです。
あれだけテレビ受けしないですよと言ったのに...
話を戻して...
地味なトレーニングが大切ということではなく、何事も地道にコツコツやることが大切ということです。
最初から上手い人なんて誰もいないですよね?
自転車を乗るのも、鉄棒をするのも、縄跳びをするのも、竹馬をするのも...
身体を柔らかくするのも、筋力をつけるのも、身体の使い方を上手くするのも...
何をするにしてもコツコツ練習の繰り返しです。
もちろん間違ったことを繰り返すと上手くならないので、その道の人に教えてもらう方が上達は早いです。
これもコツコツやるしかないですよね。
プロはどんなトレーニングしてるんですか?
ということを学生やアマチュアアスリート、指導者、保護者の方々から聞かれることがありますが、別に変わったことをやっているわけじゃないです。
正直、プロだからというメニューは存在しなくて、もちろん負荷量や回数、感覚的なものはプロ用にかなりレベル高く設定はしていますが、内容は同じです。
内容は同じでも感覚的なものなどの設定がかなり高レベルでやっているので、頭も身体も疲れます。
プロだから特殊な特別なメニューではありません。
やっている内容はいたってシンプル。
simple is best
いらないものをできるだけ削ぎ落としているので、本当にsimple
これだけやっとけ!
これだけで○○が上手くなる!
これだけで良くなる!
これだけで治る!
ということを謳うビジネス用語を駆使したものが溢れかえっています。
たしかにその方が実践してきて効果があるものだと思います。
でもそれだけで良くなる、上手くなるのであれば困っている人はいないはずで...
どうしても結果がすぐに分かる、出るものを必要としているのは分かりますが、それでは根本的に何も変わっていないです。
すぐに上手くなるものなんてなくて、
地道にコツコツとやり続けてきた人達が上のレベルでも活躍できていると思います。
僕はそういうアスリートと関わっていますし、そういうことができるアスリートと一緒に歩んでいきたいと思います。
「地味なトレーニングを地道にコツコツやれる人が強くなれる」
本当にそうだと思いますし、これに尽きるなと思います。
アスリートは本当に地味なトレーニングを地道にコツコツとやっています。
表に出ない部分なので分からないと思いますが、本当に地道に継続して取り組んでいます。
その姿勢、姿にはいつも本当に頭が上がりません。
本当に凄いな、凄いよな。
と思いながらサポートしています。
正しい努力を正しい方向に、地道にコツコツやれるように...
まだまだ偉そうに言える人間ではありませんが。
その進む方向性を指し示せる人であり続けていきたいと、そんなアスリート達の力に少しでもなれるように日々サポートしています。
最後までお読みいただきありがとうございました!