忘れられない1年 第5回 「大場美奈」編
各メンバーのファンの方々の忘れられない1年を聞きながら、そのメンバーの新しい魅力を考える忘れられない1年シリーズ。
第5回は、AKB48の9期生で、SKE48に移籍してきてくれた、みなるんこと大場美奈さんです。
いやあ、みなるんは、AKB時代とSKE時代の大きく2つに分けられると思うのですが、どちらかというと、SKE時代が多かった印象です。
ちなみに僕はこの年です。
それでは、皆さんの忘れられない1年をみていきましょう。
2011年
まずは、疾風のしん、(まこと)🖖( @shin_787 )さんの忘れられない1年です。
AKB時代からみなるんを推してらっしゃる方もいるかもしれませんが、僕のようにSKE48に来てくれてからみなるんを意識してみるようになったという方もいるかもしれません。
たとえば、「マジすか学園3」で演じたダースもわりと良い役だったのに、ナナシとナンテネのエピソードが良すぎて放送当時はあまり意識していませんでしたが、改めて見直すとラストの時間稼ぎをする時の表情が凄く良いんですよね。
でも、当時のみなるんを見ていたからこそ、わかる「モヤモヤ」や悔しさがあるんだ、といただいたコメントから考えました。
地方のファンの方々からしたら、超選抜は知っているけれど、まだ若手だらけの初代チーム4は、知らないという人が居ても不思議ではないかもしれません。
初代チーム4という若手中心のチームのリーダーに任命されたみなるんとその後の謹慎については、ぜひ、AKB48のドキュメンタリー映画をみてくださいませ。
ラストの震災が起こった東北の地で一本松を見上げるみなるんの姿。
そのすぐそばには瓦礫になった町があります。
僕はあの映画を見たとき、はっきりと「この子は『再生』を背負ったんだな。そして、それはこの子しか引き受けられないことかもしれない」と思いました。
2012年
まずは、シガー( @s207o )さんのコメントです。
しまった。みなるんずの方々が同じような企画をされていたんですね。
順番を少しずらせば良かったと反省しています。
東京ドームでチーム4解散が告げられた後、バックステージでメンバーたちへ語るみなるんの横顔も印象的でしたね。
ここからの2013年リクアワでの「走れペンギン」の1位も印象的でした。確かぱるるのDVD告知のコメントでもありましたが、もう一度チーム4をファンの方々が集めてくれた、という粋な計らいですよね。
SKE48の熱いドラマに心を動かされてきた僕ですが、AKB48にも熱いドラマがあるんだと感じるエピソードですね。
2013年
続いて、のぐち ともひろ( @skumomaro )さんの忘れられない1年です。
これは、SKE48ファンとしては、凄く嬉しいエピソードですよね。
公演を大事にしてくれている彼女の誠実さが伝わってきます。
まだ兼任だった彼女ですが、ここから距離がぐっと縮まったファンの方も多いのではないでしょうか?
2014年
次は2014年です。
大組閣があった年ですね。
まずは、いーちゃん@Minarun's♡( @minanaorie )さんのコメントです。
AKB48に居たみなるんが、SKE48に来ることを決意してくれた年。
当時、まだAKB48は姉妹グループを動員して大箱のコンサートをやってましたし、なんといっても東京住みの方がなにかと芸能界は良いのでは、と素人ながら思っていました。
それにも関わらず、あえて名古屋を選んでくれたわけです。
その選択は、みなるんもそうですが、ファンの方もSKEに来てくれたんだなあ、と実感するコメントです。
時々、思うのは、もしみなるんがAKB48に残っていたらどうなっていたんだろう、ということです。果たして、どんなポジションでどのチームに居たのか。でも、今の選択が最高だと感じながら卒業してくれるといいな、と思っています。
さあ、次はOver37@Minarun's🧸Ⓜ️( @tsk_over37 )さんのコメントです。
勇気を出して一歩踏み出したのは、みなるんだけではありません。
直接応援するために、初めて現場に行った年って忘れられないですよね。 僕も生まれて初めて行った「キスだって左利き」の全国握手会は忘れられません。
ちなみに中西優香推しでしたが、同じレーンに居た古畑奈和ちゃんに、「なんだこの子は只者ではない!」と感じたのを覚えています。
2017年~2018年
まずは、く☠️っし~(星を超える想い)( @sorryiamgod8 )さんのコメントです。
ううむ、2017年のあの台風の沖縄で見ていたんですね。
それは、色々な意味で忘れられないですよね。
そして次の総選挙までの日々。
長いようですが、目標があるので、1日1日の意識が変わってきますね。
1年間という溜めが、2018年の歓喜をさらにアップさせている気がします。
さらに、たけちよ*みなるんず( @hosinomita )さんもこの時を挙げていますね。
忘れられない1年シリーズの第3回の須田亜香里回で、ふと沸き上がった疑問、「なぜ、だーすーは2位になったのか?」その答えのヒントがみなるんの8位にあるのでは、とこのコメントにあります。
選抜という肩書を手に入れたことで、仕事の幅が広がっていく。
だから、ファンとメンバー一緒に進んでいく。
そんな理想的な関係があったのかもしれません。
同じく2018年を挙げているのは、あかり沢村( @rfjPMYlZcoB9Tmi )さんです。
当日は、みなるん推しの方々には失礼ですが、アンダーガールズを突破したことにまず驚き、10番台を突破したことにさらに驚き、勢いのあったなこみくを撃破したことに、もはや狂喜していたのを覚えています。
みなるん推しの方々からすれば「こっちは1年間かけて準備してんだよ!」という感じだったと思うんですが、こちらとしては本当にびっくりでした。
さらにラメちゃん( @mana183 )さんも2018年を挙げています。
みなるんへの愛は新参古参関係なく、素敵だと思っています。さらにいうと、昔が掘れる楽しさもありますよね。こんなエピソードもあるのか、とかね。今はAKB映像倉庫で過去の配信も保存されてますしね。
さらにショウ( @HnXNYoZtyo9Fqt4 )さんも2018年を挙げています。
ショウさんのアカウントで使われている「コップの中の木漏れ日」衣装のみなるんも選抜ランクインコンサートで見られましたね。おお、正統派のアイドルもまだまだやれるではないか、と感じたのを覚えています。当時、コメディエンヌのイメージが個人的に強かったので、新鮮でした。
2019年
最後は、2期生では、ふじきち推しのたかひーライズ納車待ち。( @c1rWiu2H0TlIVPl )さんのコメントです。
握手会での素敵なエピソード、ありがとうございます。
フレンドリーな感じなんですね。
以前、みなるんの握手会に行ったときに「奈良から来ました~」と言ったら(当時、僕は奈良に住んでいました。今は実家の愛媛に居ます)、「ああ、ゆい、じゃなかった、みるきー!」と言っていたのが印象的です。
コメントに書いてくださっていた写真集の第2弾も欲しいですね。
皆さんのみなるんの忘れられない1年、教えていただいてありがとうございました。
実は、推しの五十嵐早香さんが卒業してから、あまり現在進行形のSKE48の情報を入れないようにしてたんですね。だって、ここからは彼女がいないSKE48ですから。ちょっと受け入れるまで時間が欲しかったんです。
で、この記事の為に、先ほどみなるんの卒業曲を聴きました。
感想としては、「今のみなるんが、一番綺麗じゃない?」です。
過去の自分を今の自分が観ているという、凄い小粋な計らいのMVのラストで泣いてしまいました。
いきなり、映画の話になりますが、2月にダニエル・グレイグ版の「007」をまとめて5作観ました。
わりと映画が好きで色々なアクション映画を見ますが、「007」だけにあるものは何だろうと考えました。
アクションという面ではトム・クルーズ演じるイーサン・ハントが登場する「ミッション・イン・ポッシブル」シリーズやキアヌリーブス演じるジョン・ウィックが登場する「ジョン・ウィック」シリーズには無いものがありました。
それは、「上品さ」です。
3作目の「スカイホール」で自分の後ろで起こる爆発をさけて、まずやることが袖口のカフスボタンを直すことです。
この紳士というか騎士の上品さが素晴らしかったです。
みなるんにも同じことが言えるのではないか、と思います。
ただ、名古屋の街を歩いてるだけなんですが、表情や仕草から出る「華」は、確実にAKB時代からずっと持っているものです。それは、名古屋に来てからも変わりません。
ずっと彼女には「華」がありました。
写真集のような「華」を浮かび上がらせるアプローチもあれば、生活感あふれる配信からもどこかに「華」があります。
それは、超選抜たちと同じステージに立っていたこともあるでしょうし、これからを作る世代にも負けない個性を保ち続けていたからかもしれません。
きっと旅立ってからも、48で培った「華」を様々な場所で咲かせてほしいと思います。
あの映画から、聴くたびにみなるんを思い出す、この曲を貼ってお別れです。
自分の夢を探しに行く、最初のウサギになろう。